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2008.09.28

わらしべ長者

永田先生の ブログ記事で拝見した、こちらの記事。

分裂勘違い君劇場:無学歴、無職歴、無実力のニートが年収500万円の正社員になる方法

いやこれ、まさにそのとおりだと、激しく同意します。

私自身は元々定職についていたからニートじゃないけど、人のやらない事をやっていたら気がついたら今の仕事になっているわけで。

あと、私の知人で、前から目を付けていた人も、ニートではないけれど、まさにこの記事のパターンのごとく。気がついた時にはすでに某社の取締役になっておられて、年収も私の2倍。いや素晴らしいです。orz

人生万事塞翁が馬。

乗物酔い・腎臓結石

ある人のブログをウォッチしていたら、名古屋で会議があったらしいですね。

> アレルギー性鼻炎患者のQOL について―医療経済学的視点を含め―
> 司会:今野昭義(南東北病院)
> 演者:荻野敏(阪大)

というランチョンセミナーが開催されたようで、なかなか面白そう。聴いてみたかったな。

今朝、宇宙飛行士選抜の二次試験の集合時間にやんごとない事情で遅刻してしまうという夢をみた。ものがものだけに、遅刻すれば即失格という。いやな汗をかいて目覚めた。いやー、10年経っても悪夢ってよみがえるもんですね。(>_<)

という夢のお告げのせいでもないけれど、ふと思い立って、 東京厚生年金病院耳鼻咽喉科のページをチェックしてみた。すると、

乗り物酔いについて」  当院石井正則部長のオリジナルホームページ

というリンクがあって、@niftyのページに飛ぶ。IBM Homepage Builderで作ったサイトのようだ。ヘリコプターや車や機関車のアイコンが動いていて、このページの作者は「癒し」が好きだったりするのかな...?

JAXAの二次選抜では耳鼻咽喉科の先生による医学検査も含まれます。が、回転椅子による乗物酔いの検査という、いかにも宇宙飛行士選抜らしい検査は二次ではなくて三次選抜で行われます。上記のサイトには

乗り物酔いに勝つための13ヵ条

というページがあって、参考になります。

1.脂肪分の多い食事をとらない
2.空腹はだめ。食べ過ぎず、適度な食事を
3.乗る前に排便を済ませる。便秘は要注意
4.厚着をしない
5.寝不足は大敵。前日は十分に睡眠をとる
6.きついネクタイやベルト、体を圧迫する下着は避ける
7.乗り物内で読書しない。なるべく遠くの景色を眺める
8.後ろ向きの座席を避け、進行方向が見える前の方に座る
9.気分をリラックスさせ、呼吸は深くゆっくりと
10.不安が強い人は、事前に酔い止めの薬を服用する
11.乗り物内では、頭をぐらぐら揺らさない
12.気分が悪くなったら、早めにシートを倒すか横になる
13.窓を開けて風を浴びる。船なら甲板に出て空気を吸う

また、乗り物酔いをよく知るための実験は、まさしく回転椅子の実験のことが書かれています。

私自身の受験の際にはこのような情報は知らなかったので、自己流で検査を克服しました。私は子供の頃から乗物酔いがひどく、ジェットコースターもだいの苦手だったのですが、自分で車やオートバイを運転する時には酔わないので、自分の体が外部からどのような加速度による力(G)を受けるのかが事前にわかっていれば、体が適応する、ということがわかります。

戦闘機のパイロットが旋回してGを受ける際に、下半身の圧を高めて血液が脳から失われないようにするGスーツのことを思い出しながら、ジェットコースターの軌道の回転半径をみながらGの方向と強さを予測し、下半身に力を込めながら、回転の中心を見つめるようにすると、あら不思議、それまで苦手だったジェットコースターがただの宇宙飛行士訓練装置に思えてしまって、恐怖が消えてしまいました。

遊園地を純粋に楽しむ、という気分になれなくなったという副作用はちょっと残念ですが... (^^;)

これからJAXAの二次選抜を受ける人は、ちょっと気が早いですが、三次選抜に向けての準備もしておきましょう。毛利さんはラマーズ法の呼吸で回転椅子の検査を乗り切ったそうで、私もその呼吸法を真似してなんとかコリオリ刺激の気持ち悪さを我慢することができました。

*****

ところで、元ライブドアの榎本大輔氏がISS滞在のためにSpace Adventures社に約22億円を支払ってロシアで訓練を受けた挙げ句に、医学検査に引っかかって宇宙飛行が出来なかった件は、打ち上げ日1ヶ月前に実施された2回目の検査で「榎本氏の腎臓結石は、前回の検査の時よりも大きくて数が多い」と診断されたことが理由だそうです。

Wired Vision: 元ライブドアの榎本氏、宇宙旅行費用22億円の返還を求めて提訴

榎本氏とSpace Adventures社とロシア連邦宇宙局(RFSA)の関係者の間で、どのような契約がどこまで納得の上で合意されていたのかはわかりませんが、腎臓結石は発作が出るまでは自覚症状がないだけに、かなりかわいそうな状況ですね。

私も宇宙飛行士受験を考えるようになるまで知らなかったのですが、虫歯の痛みや腎臓結石の発作時の痛みは、本人が理性で抑え込める性質のものではないので、RFSAやNASAやJAXAなど有人宇宙飛行の世界では極めて深刻に受け止めています。巨額の予算をつぎ込んで、装置の製作や訓練を積み上げてきた巨大プロジェクトが、たった一人の人間の体調管理の齟齬のために、水泡に帰してしまいかねないわけですからね。宇宙飛行士に選ばれたら、絶対に腎臓結石の発作に見舞われたりしないように、厳しく体調管理に努めなければなりません。

腎臓結石の原因には遺伝的な要素も一部あるようですが、豊かになった食生活や、不規則な生活、さらに年齢が誘因としては大きいようです。

大阪府立急性期・総合医療センター・腎臓内科:腎臓病の種類と原因 腎臓結石

先ず全ての患者さんに言えることは水分をたくさんとることです。1日の尿量として1.5〜2リットルを目標にすることです。特に夏の暑い日に汗をたくさんかくような時には、尿の出や色(あまり濃い尿とならないように)を気にしながら十分に水分を取るようにしましょう。水分としては何でもかまいませんが、カルシウムのとりすぎに注意して牛乳は1日1本(200 )以下にするのが良いでしょう。尿路結石は食生活の著しい向上とともに大幅に増加しています。即ち動物性タンパク質の取りすぎが尿中のカルシウム排泄量を増やすために結石ができるわけです。
また、尿酸の元であるプリン体を多量に含むレバーや牛肉を摂り過ぎると、高尿酸血症となり、痛風の原因となると同時に尿酸結石の原因となります。野菜類はどうでしょうか。野菜類に含まれる繊維成分は腸管よりのカルシウムの余分な吸収を防ぎます。ただ、ホウレン草の摂り過ぎには注意しましょう。結石の中ではシュウ酸カルシウム結石が多いのは先に述べた通りですが、ホウレン草にはたくさんのシュウ酸が含まれており、カルシウムとくっつくと水に非常に溶けにくいのです。その他、カルシウム摂取については制限すべきかどうか難しいところです。適当量のカルシウムは成長などの他の面からも必要です。また、一般的な食事パターンからみると、朝昼夕の3食をきっちり十分な水分をとって食べ、夕食は早目に食べて就寝まで4〜5時間の間隔をあけて、夜食は控え、寝る前に一杯のお茶か水を飲むことも予防としては大事です。その他、結石の種類によっては予防的にあるいは治療として薬物療法が行われることもあります。
要は、年齢とその人の一日の消費カロリーをちゃんと考慮した栄養バランスに気をつけ、3食を規則正しく食べて、就寝と起床と毎日の運動を規則正しく続けて体調を自己管理していく事が、宇宙飛行士の絶対的な義務と言えます。榎本氏に健康アドバイザーがついていなかったのは、不幸でしたね。

そうはいっても忙しい現代社会。私自身、最近は午前0時を回ってから遅い夕食を食べ、午前3時に就寝して午前8時に朝食、などという、極めて不規則な生活をしています。こんな生活を続けていたら体がガタガタになるのはわかりきっているのですが、ストレスも溜まるから、たまには楽しい仲間達と旨いものを食べて、酒を飲んで発散したい。健康管理には激ワル! 「宇宙飛行士に選ばれなくてよかった!」と思えるのは、じつはこんな一瞬だったりします。(^^;)

受験の悪夢はもうずいぶん見なかったのになぁ...

2008.09.15

米本土爆撃の記憶、宗谷岬沖の死闘

Long Tail Worldで伊25潜の艦載機による米本土爆撃の話が出ていた。

Long Tail World: 米本土爆撃の人、藤田信雄:66 Years Ago Today, Nobuo Fujita Came

satomiさんはお若い人のようだから、この史実を知らないのも無理はないし、歴史に興味を持つことはとても良いことだと思う。

しかしこの記事からリンクされている向井万起男氏(向井宇宙飛行士の夫)の英文コメントには驚いた。あのトリビアというトリビアをなんでも知っていてすべてにおいてハードボイルドの万起男ちゃんが伊25潜の爆撃を知らなかったなんて。私より年配なのに。

と、驚いてしまう私は少数派なのでしょうか。私自身は小学生の頃に読んだ太平洋戦争の戦記を読んで以来、米本土爆撃は(戦果が挙がらなかったことも合わせて)誰でも知っていることだと思っていました。今でもアメリカ西海岸の大規模な山火事のニュースに接する度に、藤田信雄飛曹長らのことを思い出します。

しかし万起男ちゃんのこの結語には違和感を覚えてしまう。

Mind you, American people, it is impossible to make a website, such as "Kilroy was here", in Japan yet! There is few or no website about Japanese veterans now.
いまやWikipediaには当時の状況が少しずつ蓄積されつつある。しかし第二次大戦ではあまりにも多くの人が死んでいった。インパール作戦やガダルカナルの兵力逐次投入、ポツダム宣言への対応など、大本営や現地司令官のたび重なる判断ミスによってあまりにも多くの命が無駄に失われてしまった。英雄と一兵卒の命の重みにどのような違いがあると?

***

宗谷岬沖で日本側が沈めた米潜水艦ワフーSS238の乗組員の遺族と稚内市との交流の記録がこのページにある。ワフーはこの資料によれば日本のタンカーや輸送船を20隻、計6万トン沈めたという伝説の潜水艦らしい。1943年秋、パールハーバーから日本海のパトロールに出撃して以来、行方不明となり、機雷で沈没したか、自らの魚雷で沈没したか、など、いくつかの可能性が指摘されていたとのこと。

館長の遺族がまとめた記録によると、ワフーは1943年10月11日午前9時20分、宗谷岬の沖合25海里を潜望鏡を上げて航行中に稚内基地を飛び立った日本軍の哨戒機に発見され、爆弾2発を被弾、海面に油の帯と空気の泡を残す。以降、午後4時30分まで14回にわたる日本軍機の攻撃を受ける。ワフーはこの攻撃以来、消息を絶ち、米海軍によって行方不明と認定された。

2004年からロシアが宗谷海峡で行っていた沈没潜水艦の捜索で米潜水艦と思われる艦影が発見され、2005年に関係者から遺族会に通知される。2006年10月31日、米海軍がついにワフーの沈没場所を公認

じつは艦長の孫とは、20年ほど前の私のアメリカ滞在中に、それぞれの国の戦争責任について、酒を飲みながら熱く語り合っていたことがあるのだけれど、その彼が、祖父の潜水艦の沈没原因の特定にここまで執念を燃やしていたとは、最近になるまで知らなかった。

暗い海底でひっそりと溺死するのも、ジャングルの中でウジ虫にたかられながら餓死して行くのも、人々の記憶に残る戦死を遂げるのも、命の重みに変わりはない。

平和の尊さをかみしめるとともに、戦争を知らない私の世代がさらに戦争を知らない世代を再生産することのないように、歴史を学ぶということについて次の世代へと伝えていければと思う。どうすればいいのかがわからないのだけれど。

2008.09.14

台風の目

YOMIURI ONLINE: 台風13号に突入、「目」撮った…米軍観測機で同乗取材

うあーーすごい!!

神様のパラドックスの世界ですね。(笑

あるいはVol de nuit

2008.09.13

Starlit Night Projectすごい

isanaさんの日記が更新されていたので見に行ったら、

Garbage Collection: Starlit Night Project : Technical Demonstration 01 - 2008.09.11.

これは素晴らしい! 活用させていただきます。

これもGoogleSatTrackみたいにこの分野の定番になりそうですねぇ。

2008.09.12

一次選抜結果発表

推測通り、JAXAが「第一次選抜合格者を決定」したとの発表を行った

それによると、二次選抜に進む合格者は50名。うち4名が女性というのは、これまでの最多記録のような気がする(5thstarでは2名、Issac98では1名だった)。

ここまでの競争率はすでに19.3倍。じつに狭き門だ。

「やっぱりね」と思ったのは、41歳以上の受験生の全体に対する割合。わずか1名しか残っていない。

13%(応募者)→ 10%(書類選考合格)→ 2%(一次選抜合格)

もともと人間は40歳を超えると、医学検査であちこちひっかかるようになってくる。それにしてもこの人数ということは、選考側の意思を感じざるを得ない。応募しなかったのは正解? しかしそれにしても現実は厳しいものだ。

意外だったのは海外組が少なかったこと。3名を残すのみ。

7%(応募者)→ 18%(書類選考合格)→ 6%(一次選抜合格)

もしかして旅費が足りないから?

という邪推はさておき、英語に堪能な海外組がここまで苦戦するとは、正直、意外でした。

結果的には「30歳代、男性、会社員・団体職員(その他)、関東在住」が今回のボリューム層というわけか。

2008.09.11

9月9日は選考委員会?

蒸し暑さとゲリラ豪雨に悩まされていた関東平野にも、やっと秋の気配が忍び寄ってきました。

JAXAの宇宙飛行士選抜の一次試験が筑波宇宙センターで実施されてからもう一ヶ月。血液検査などの医学診断の結果もそろそろまとまっている頃でしょうし、募集要項によれば二次試験は10月、とのことですから、そろそろ選考委員会が招集される頃合いかな、と思っていたら、あるブログ記事でその兆候が。

あくまで推測ですが、一次試験の合格メンバーは9日に開催されたと思われる選考委員会で決定したものと思われます。第32回の宇宙開発委員会が本日(10日)午後2時から開催されていますから、選考委員会の選考結果はこの宇宙開発委員会の場で公式に決定されたものと推察いたします。おそらく明日から明後日にかけて、受験生に結果が通知されるでしょう。

2ヶ月ほど前、選考に関わる関係者しか知り得ないと思われる情報がある場所で公開されるという事態がありました。その情報はすでに削除されていますが、名前や職業もわからないその人物のネット上の動向を注視するだけでも上述の推定に達することが可能、というのがネットのこわいところです。

受験生は受験に関わる情報や他の受験生の情報をリークしてはいけない、というのはもちろんのことですが、選考に関わる側の関係者も情報を絶対にリークしないよう、細心の注意を払っていただきたいものです。

二次試験に進むことになった皆さんも、残念ながら今回落ちてしまったみなさんも、それぞれの今後を冷静に見据えて、頑張っていただきたいものです。

選考に関わる皆さんには、文字通り人生のすべてをかけて頑張っている受験生の心情を、ぜひ真剣に汲み取っていただきたいと思います。

2008.09.04

宇宙飛行士になるには(9)

前回からの続き

過去4回の宇宙飛行士選抜のうちの3回目と4回目を受験した経験をもとに、今回の選抜がどのような経緯を辿るか、宇宙飛行士を目指すとはどういうことか、について解説してみます。もちろん、選抜に落ちた人間の予想ですから、内容が正確であるという保証はどこにもありません。(^-^;)

チームプレー

2008年の北京オリンピックで金メダルを受賞した日本女子ソフトボールチームの活躍はすばらしかったですね。どの選手も輝いて見えましたが、私はその中でも特に上野投手のピッチングやインタビューに注目していました。

ピッチャーという守備位置は、野球やソフトボールの9人のチームの中で唯一、相手チームの攻撃に対して試合のテンポや攻めの姿勢を決められるポジションです。と同時に、何試合も続けて投げることで、自分の肩や腰の強さや制球力との厳しい自問自答が求められる孤独な闘いのポジションでもあります。

私自身は子供の頃からとてつもない運動音痴だったので、上野投手やプロの野球選手の華麗なるプレーとはとても比べることはできませんが、エラーをしてもチームにあまり迷惑をかけることのないピッチャーの役を小学生の頃からずっとやらされていました。そのおかげで、ピッチャー直撃の打球をまともに受けたアザが今でも太ももに残っていたりしますが、ヘボなりに自分のペースで打者と立ち向かうことのできる役割がだんだん好きになっていきました。キャッチャーの思惑通りのコースにボールを投げてバッターを見事三振に打ち取ることができた時に味わう楽しさは、ピッチャーならではの醍醐味です。

宇宙開発事業という観点から宇宙飛行士の役割を考えてみるとどうでしょうか。ロケットや宇宙ステーションなどは周辺機器の開発まで含めると、何万人もの関係者の夢と希望が詰まった大プロジェクトです。宇宙飛行士は一人だけで宇宙開発事業を進めることなどできません。プロジェクトの最後の一歩を何万人もの関係者に代わって達成する、それが宇宙飛行士という仕事です。

人類初の宇宙飛行を成し遂げたユーリイ・ガガーリンがなぜ世界初の宇宙飛行士として選ばれたのかについては、ソ連の宇宙開発計画の総責任者コロリョフ博士がその人柄を好んだから、という説があります。温和で社交的な性格のガガーリンは、工場で完成したヴォストーク宇宙船に乗りこむ際、技術者に敬意を払って靴を脱いだ、との逸話が伝えられています。

宇宙開発は生身の人間によって支えられています。同僚として働くことになる先輩宇宙飛行士もまた生身の人間です。あなたが宇宙飛行士として選ばれるためには、宇宙開発の現場で働く人々や先輩宇宙飛行士たちから「うん、こいつと一緒に仕事をしたら、期待通りの成果を出してくれる」と思ってもらうことがとても大事です。

宇宙飛行士選抜とは、一種のお見合いのようなものです。二次選抜では徹底的な健康診断や心理テスト、体力テストなどの他に、受験生同士のグループでチームを組んで困難な課題を共同で解く訓練や、JAXA役員との面接試験などが行われます。JAXAの役員に「この人と一緒に仕事をしてみたい」と思ってもらうことが大切です。もしかしたら、試験会場でたまたま隣に座っている人とも将来、宇宙で一緒に任務を遂行することになるかもしれません。

前回の三次選抜では心理テストの一つとして、「野球のチームの守備位置に例えるとしたら、他の受験生と自分自身をそれぞれどのポジションに割り当てるか」という課題が出されました。この結果がどのように評価されたのかは私にはわかりませんが、「自分が考えている自分自身の立ち位置と、仲間が自分を観察して適切であると考える立ち位置がうまく一致するか」という観点を見ていたのだろうと推察します。

私は自分自身を「ピッチャー」に割り当てました。子供の頃からの癖がここで思わず出てしまった訳です。他の受験生が私をどう評価したのかはわかりません。コロリョフ博士ならきっと私を選ばないような気がしています。

記憶が正しければ、私自身は古川さんをサードに、星出さんをショートに、山崎さんをファーストに割り当てました。いずれもしっかりとバックを守ってくれる、頼りになる人たちです。

あなたは周囲の人たちから頼りにされていますか?

(続く)

zeitgeist

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