野口宇宙飛行士の次回フライト
松浦さんのアメリカ版ともいえるCBS放送のスペースジャーナリスト、William Harwoodさんが
CBS News Space Place: Astronaut Assignments
という表をまとめているのに気づきました。このページの初出は昨年の11月26日らしい。シャトルやソユーズの今後のフライトでどの宇宙飛行士にどのミッションが割り当てられているかをまとめたもの。
その中で、野口宇宙飛行士の次のフライトが2009年11月打上げの「ISS-20B/TMA-17」として載っていたので驚いた。ええ?! のぐっちゃんの次のミッションってもうアナウンスされてましたっけ??
このページの断り書きには
This list of active-duty astronauts reflects the author's interpretation of who might be available for flight assignment. Readers are cautioned this list is unofficial and subject to change.とあるので、まだ公式ではない情報も載っているということか。しかしHarwood記者、過去15年間にわたってひたすらシャトルや宇宙飛行士のニュース記事を追いかけ続けているしなぁ。その情報の正確さと迅速さにはあなどりがたいものがある。
ということで「Noguchi TMA-17」で検索してみると、
collectSPACE: Messages - ISS 20: Crew assignments
というページが見つかります。ヒューストンのRobert Pearlmanさんというこのサイトの管理人さんが
A NASA-sourced chart dated December 17, 2007, identifies the following launch schedule:という情報をポストしてます。「12月17日付けのNASA発の情報」ということらしいので、やっぱりそうなのでしょう。
* Soyuz TMA-16: Jeff Williams, Mikhail Kornienko, Roman Romankeno
* Soyuz TMA-17: Maxim Suraev, Soichi Noguchi, TJ Creamer
さらに探すと
"НОВОСТИ КОСМОНАВТИКИ" :: Просмотр темы - Экипажи МКС-19-20
なんていうロシア語の掲示板の12月30日の投稿にTMA-17の情報が。「ロシアだから正確な情報かも?!」と思って、Google翻訳してみると、この投稿の情報のソースは
というポーランド語?のページ。なんかちょっと肩すかし。いったいどこが元の情報のソースなんですか???
このサイトでは野口さんのバックアップが「A. Hoshide/S. Furukawa/N. Yamazaki」とされているのだけれど、別のソースから聞いている情報と矛盾するので、このポーランドの情報はちょっと確度が??
その次のソユーズではロシア人1名、ESAから1名、NASAから1名、という割り当てらしい。
Harwood記者のページに戻ると、2010年のシャトル退役までにまだ割り当てられていない宇宙飛行士の枠は最大でもあと41名。いよいよ席とリゲームになってきましたね。スケジュールの中に「Dicovery done」「Endeavour done」という文字を見るのは寂しいです。
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