GXふるぼっこ
ある人から、こんなブログがあることを教えてもらった。
The Third Three-Months:
朝日新聞記事「GXロケット、開発費当初の3倍1500億円に、」、宇宙開発の無駄遣いを注視せよー1
朝日新聞記事「GXロケット、開発費当初の3倍1500億円の見通し」、宇宙開発の無駄遣いを注視せよー2
朝日新聞記事「GXロケット、開発費当初の3倍1500億円の見通し」、宇宙開発の無駄遣いを注視せよー3
朝日新聞記事「GXロケット、開発費当初の3倍1500億円の見通し」、宇宙開発の無駄遣いを注視せよー4
朝日新聞記事「GXロケット、開発費当初の3倍1500億円の見通し」、新聞は科学政策の失敗を糾弾せよ
どうも松浦さんの記事をベースに徹底分析なさったらしい。いやはや、GXロケットぼっこぼこです。でも正論なんだよなぁ。特に新聞記者への注文など。
新聞社は別に月刊誌またはインターネットで詳しい報道をする体制をぜひ整えてほしいと思います。記者さんは当然詳しい知識と情報を集めたはずですから、それを発表しないのは宝の持ち腐れです。
責任者不在を非難するだけでは駄目で、失敗がなぜ起きたのかを徹底的に分析し、今後の教訓を引き出すことが大変重要です。新聞社の科学部は、単に科学の内容を記事にするだけでなく、社会に影響を及ぼす科学政策の失敗をもっと徹底的に追及すべきです。
「宝の持ち腐れ」というのは、まさにその通りですね。asahi.comなんて、日本の新聞各紙の中では真っ先にwebサイトを立ち上げたのに。このページによると、CNN.comとほぼ同時。すごい。ちなみに、NASDAがwebサイトを作ったのも確か95年だった気がする。この年に5thstarの元となる宇宙飛行士募集があって、webで募集要項を確認したような記憶が...
件の記事では宇宙飛行士を活用する体制についてもぼっこぼこです。
このノウハウの継承の体制がわが国にはないのではないか。新聞社にはこのあたりの突っ込んだ分析もぜひお願いしたいと思います。これは毛利さんと向井さんの去就のことを指しているのだと思いますが、この問題についてはいずれ連載の方でも取り上げたいと考えています。未来の宇宙飛行士にとっても切実な問題でもあるだけに。
「きぼう」に関する記事の指摘についても、役員面接で「どう思うか」と逆に利用されそうな予感が...
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