あけましておめでとうございます
1日あいてしまいましたが、あけましておめでとうございます。
首都圏はスモッグがすっかり風で吹き飛ばされて、富士山もくっきりと。日没直後で、富士山の影が左上へと伸びています。寒いけれど、透明感のある一年の始まりの季節。
今年はいよいよ国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」が完成して、日本人宇宙飛行士の長期滞在が始まる予定。1984年にレーガン大統領が中曽根総理に宇宙ステーション建設への参加を打診してから23年。じつに四半世紀に近い年月が流れたのですね。感無量というか。1998年、選抜試験の真っ最中に最初のモジュール、ザーリャが打ち上げられてからもうすぐ10年。選抜の時には「宇宙開発にはいろいろなことがある」とは覚悟していたものの、もし選ばれていたら、50歳すぎての初フライト、という事態になっていたかもしれないわけで、若い3人を選んだ当時のNASDAには、やはり先見の明があったというか...
シャトルの外部燃料タンクのECOセンサーのトラブルで、スケジュールがまた少し伸びそうだけれど、日本人宇宙飛行士の皆さんのご活躍をご祈念いたします。2008年が、きぼうの、その先への、飛躍の一年となりますように。
MSN産経ニュースにきぼうの特集記事が。
MSN産経ニュース:「きぼう」が開く、宇宙開発の新時代
The comments to this entry are closed.
Comments