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2008.01.03

ニッコール

父親の一周忌も過ぎて、形見のNikon D2xでいろいろと遊んでみる心の余裕がやっとできた。

管理人がニコンの一眼レフと初めて出会ったのは1976年。オートフォーカスも自動露出もないNikon F2の時代。露出計にレンズの絞り値を伝えるための爪がレンズの上部に出っ張っている。30年前に買った135mmと24mmのニッコールレンズを、2006年のD2xにおそるおそる装着してみると、ちゃんと使える。オートフォーカスは使えないけれど、それ以外の機能には問題がない。

Nikkor

フォーカスリングを回してピントを被写体に合わせながら、ゆっくりと構図を決めていくと、写真を撮る、という行為に興奮していた高校生の頃の情熱が少しずつよみがえってくる。このフォーカスリングの心地よい手応えは、カメラが自分の身体の一部となるような、言葉にはできない独特の感覚。

D2xpanel

ニコンという会社は、製品の一年間の進化が他の分野の七年間に相当するともいうパソコン業界やデジカメ業界の「Dog Year」といわれる時の流れの速度から独立して「一流」の地位を歩み続ける会社である、と、改めて感じた。

最初に買ったNikon F2は、大学院時代、外国からのお客様を車で案内する際に、車の屋根の上に置き忘れたまま、あわてて車を発進させて、アスファルトの道路に叩き付けてしまった。ボディが少しへこんで、フィルム巻き上げレバーの動作に干渉するようになったけれど、それを直しただけでちゃんと動作した。ごんざぶろうさんのいうところの「ニコン伝説」を身をもって実感した瞬間。

ただ、ピントは少しだけ「あとピン」になるようになってしまって、フォーカスを合わせたあとに無限遠のマーク∞の丸一つ分だけ、フォーカスを前進させないと、ちゃんと写らなくなってしまった。それでも憎めない写りをするところがやっぱりニコンだ。

Dog Yearをもたらした「ムーアの法則」のその先へ、が、今年のテーマになるかも。

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Comments

同じ24mm F2.8レンズを私も愛用しています。

天体写真をやっていたので、「冬の第六角形」をまるごと写したり、皆既月食の欠けはじめから終わりまで多重露出したり、という構図にぴったりでした。

大学生のころ見学旅行で内之浦に行ったとき、友人らの多くは、ズームの35mmが広角の限界だったので、狭い台地に建ったMロケットの整備棟を写すのに、崖っぷちまで下がったうえ斜めにフレーミングしたり四苦八苦していました。私の24mmなら楽勝だったのも、このレンズの思い出です。

ごんざぶろうさん、ども、です。

私も24mmを買ったのは、天体写真が動機でした。とは言っても、買った後はあんまり星は撮らずに運動会など知人のコンサートなどで活躍してましたが...

レンズを保管する際に、絞り値をf5.6にセットしておく癖がついたのは、ニッコールに連動爪がついていた時代の名残です。f(^^;)

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