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2007.09.15

かぐや打ち上げ成功おめでとう

一日遅れですが、かぐやの打ち上げ成功、おめでとうございます!

ニュースサイトでいくつか見たけれど、やっぱり松浦さんのYouTubeの画像が親近感が湧いていいなあ。というか、リアルタイムでは見られませんでした。「JAXA TVの創設を!」とかわめいておきながら、ごめんなさい。m(__)m

あれから3年半か。JAXAも変わりましたね。

山本探偵事務所(ココログ版): 「かぐや」打ち上げ成功

H-IIAロケットとしては、静止軌道よりも離れた初めての飛行でした。これを機に惑星や小惑星への飛行にも使えるロケットしてどんどん活躍してほしいと思った打ち上げでもありました。
そうなんですよ! 某所で「NASDAとISASは共同して惑星探査機を打ち上げるべきだ! いつまでも縦割りを続けている場合じゃない(という趣旨のこと)」と吠えてからすでに13年。JAXAよりも前に文部省と科学技術庁が統合してしまう、という想定外の大事件がありましたが、日本の科学技術もあれからずいぶんと成長しました。衛星本体にまで縦割り構造と丸投げ下請け構造が持ち込まれてしまう、という、これまた想定外の展開はありましたが、関係者のみなさま、お互い仲良くコミュニケーションを緊密にしつつ頑張ってほしいものです。はやぶさとミネルバの一件もあるしね。

管理人の理想像は、ISASの人たちが理想の探査機を追求できる柔軟な発想を持つこと。そのためには特定のロケットにこだわっていてはだめだし、いつまでも「工学試験」と銘打たないと予算をもらえない状況はだめだし、リアクションホイールをけちってまで観測機器を詰め込もうという、「零戦設計の美学」にいつまでも自己陶酔していてはだめだし、なによりJAXAの経営にISAS側からもっと人を送り込む必要があります。外の人が政府に働きかけるのもいいけれど、まずはISAS自らがもっと汗を流さないと。いでよISAS版小平桂一

あとは、かぐやの状況をリアルタイムで情感豊かに国民と世界に伝えられる報道官、ですねぇ... 公式英語ページはどうなっている... NatureやScienceが表紙に使ってくれたら文科省がらくになるよ。そういえばEmilyさんもまた応援してくれると思うから、懇意にしてあげてね(はぁと)

[追記] なんと、今回はNASAの月探査衛星ルナルコネサンスオービター(LRO)の教育・アウトリーチ国際部門のヘッドが種子島からの打ち上げ見学記を英語で発信している。こりゃうかうかしていると、かぐやの国際的評価はLROチームによって決められてしまいますよ>JAXA広報。

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Comments

初めまして、「山本探偵事務所」の山本です。
トラックバックありがとうございます。
また記事の引用ありがとうございます。

日本は、地球周回も静止軌道も惑星空間にも衛星を飛ばす需要がありますよね(供給や計画が伴うかは置いておいて……。また最近ではこの優位性もだんだんなくなってきているように思いますけど) そのチャンスを生かさないでおくのはどうかと思いまして書きました。

H-IIAロケットも諸外国と競っていくなら、やっぱり実績が物を言って信頼性が得られると思います。
ちょっと諸外国よりも価格が高いけど信頼できるロケットとして数をこなす意味でも科学衛星もどんどん打ち上げて欲しいですね。

旧NASDAと旧ISASの人たちが手を組んでいけばここら辺はあっという間にクリアできるのでは、と思いますけど。

山本さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

今回の打ち上げ成功で、JAXAは大きな転換点に差し掛かりましたね。いろいろと困難が待ち受けているでしょうけど、ぜひいい方向に日本の宇宙開発を進めていってほしいものです。

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