Out-of-Body
サイエンス誌の目次に「体外離脱体験の研究」とあったので、「え、オカルトものの研究か?」とちょっとぎょっとしたのだけど、アブストラクトを見て納得。
Science Magazine Japan: 体外離脱体験の研究
志願者にゴーグルを装着させて自分の身体が別の場所にある映像を見せながら、その映像に合わせて身体に刺激を与えると、自分の身体から抜け出したような錯覚を得られる、という。なるほど、これなら科学的研究の対象になる。
旧KGBでは数十年前からこの原理を敵側スパイの自白に応用していたという話もささやかれているから、案外古くて新しい知識なのかも。ってか、トム・クランシーの読み過ぎか?>じぶん f(^^;)
この原理を応用すればセカンドライフでの仮想体験をよりリアルに感じられるだろうし、行き着くところまで行けば、映画「マトリックス」の世界が現実になる。
宇宙飛行士のシミュレーション訓練なんかもこれをうまく使えばかなりリアルに再現できるのかもしれない。これも行き着くところまで行っちゃえば、映画「トータル・リコール」の世界やなぁ。
この地上で人類を「仮想宇宙旅行」に連れて行ってくれそうな、最も近い場所にいるのはGoogleなのかもね。
NASDAの回転椅子には耐えたのに、セカンドライフで乗り物酔いに陥ってしまうというこの情けなさ... 映画「アポロ13」の無重力シーンの撮影でパラボリックフライトをこなしたトム・ハンクスは偉大だ... 宇宙メダカは電気うなぎの夢を見るか? 超精細3D RPGに耐えられる若い世代(ニュータイプ)に栄光あれ!
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