トレイシー
少し前のNHKスペシャルでやっていた「秘密尋問所トレイシー」の場所を見つけた。
NHKスペシャル:秘密尋問所トレイシー 〜日本人捕虜が語った機密情報〜
「サンフランシスコ郊外」「トレイシーという街のそば」「冒頭にちらりと映る風力発電所のそばの道」が手がかりでした。ここですね>NHK
もし仮にこの情報を65年前の大本営に伝えることができていたとしても... 戦争の悲劇は変わらないのだろうなぁ... orz
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少し前のNHKスペシャルでやっていた「秘密尋問所トレイシー」の場所を見つけた。
NHKスペシャル:秘密尋問所トレイシー 〜日本人捕虜が語った機密情報〜
「サンフランシスコ郊外」「トレイシーという街のそば」「冒頭にちらりと映る風力発電所のそばの道」が手がかりでした。ここですね>NHK
もし仮にこの情報を65年前の大本営に伝えることができていたとしても... 戦争の悲劇は変わらないのだろうなぁ... orz
サイエンス誌の目次に「体外離脱体験の研究」とあったので、「え、オカルトものの研究か?」とちょっとぎょっとしたのだけど、アブストラクトを見て納得。
Science Magazine Japan: 体外離脱体験の研究
志願者にゴーグルを装着させて自分の身体が別の場所にある映像を見せながら、その映像に合わせて身体に刺激を与えると、自分の身体から抜け出したような錯覚を得られる、という。なるほど、これなら科学的研究の対象になる。
旧KGBでは数十年前からこの原理を敵側スパイの自白に応用していたという話もささやかれているから、案外古くて新しい知識なのかも。ってか、トム・クランシーの読み過ぎか?>じぶん f(^^;)
この原理を応用すればセカンドライフでの仮想体験をよりリアルに感じられるだろうし、行き着くところまで行けば、映画「マトリックス」の世界が現実になる。
宇宙飛行士のシミュレーション訓練なんかもこれをうまく使えばかなりリアルに再現できるのかもしれない。これも行き着くところまで行っちゃえば、映画「トータル・リコール」の世界やなぁ。
この地上で人類を「仮想宇宙旅行」に連れて行ってくれそうな、最も近い場所にいるのはGoogleなのかもね。
NASDAの回転椅子には耐えたのに、セカンドライフで乗り物酔いに陥ってしまうというこの情けなさ... 映画「アポロ13」の無重力シーンの撮影でパラボリックフライトをこなしたトム・ハンクスは偉大だ... 宇宙メダカは電気うなぎの夢を見るか? 超精細3D RPGに耐えられる若い世代(ニュータイプ)に栄光あれ!
アリゾナ州立大学のプレスリリースを読むと「アポロの月着陸からほぼ40年経って...」とある。もうそんなになるのかぁ。アームストロング船長の人類史上に残る歴史的な第一歩をリアルタイムで見守った世代としては感無量。この40年って、いや、スプートニクから数えたらこの50年間の宇宙開発って、なんだったんだ。
Moon Today: Digitized Apollo Flight Films Available Online
ASU: Apollo archive casts new light
アポロの宇宙飛行士たちが撮影した数々の写真のオリジナルフィルムは、あまりにも貴重なものであるため、ヒューストンにあるNASAのジョンソン宇宙センターのビルディング8に厳重に保管されている。部屋全体が華氏55度(摂氏12.8度)に空調管理された中に設置された大型冷凍庫(華氏0度、摂氏-17.8度)の中に保管されたカニスターの中にそのブツはあるらしい。
Image credit: NASA/ASU
我々が通常目にすることの出来るアポロの写真と言えば、これらのオリジナルフィルムをNASAが1968年から1972年の間に複製し、世界の数カ所で保管されているコピーフィルムからさらに孫コピーされたものなので、解像度は悪い。
アリゾナ州立大学教養・科学学部地球宇宙探査学科で地質科学を専攻するマーク・ロビンソン教授は、「この計画は私の長年の希望だった」と語る。来年10月に打ち上げ予定のNASAのルナ・ルコネサンス・オービターのカメラの主任研究者でもある。
ハッセルブラッドの大判フィルム(64mm x 64mm)をフィルムの銀塩粒子のサイズを凌ぐ分解能(5ミクロン)までデジタイズし、濃淡の分解能も通常のスキャナの12ビットよりも2ビット多い14ビット(白黒1万6千階調)まで記録できる特別仕様のスキャナをライカに開発してもらったという。
Image credit: NASA/ASU
アポロ15号が月軌道上の高度97kmで撮影した5枚の白黒フィルムをデジタイズしたサンプルが公開されている。
28MBほどの「低解像度版」や、1枚1.3GB(!)のRAWフォーマットを自由にダウンロードすることができる。Webブラウザ上では「Zoomify」というFlashアプリを用いて、画像の任意の場所を軽快にズーミングできる。Google Earthばりの使いやすさ。
アポロ計画で撮影されたフィルムのすべてをデジタイズするには3年ほどかかるという。
アポロの時代に撮影された高解像度画像と、ルナ・ルコネサンス・オービターが撮影する画像を比べることによって、この40年間に月面に新しく隕石がぶつかって誕生したクレーターの数を調べることができる、と、ロビンソン教授は語る。地球近傍の太陽系空間をいったいどれだけの小天体が飛び交っているのかを、月の表面を使ってサンプリングすることができる、ということだ。ひいては、地球に将来ぶつかってくるであろう小天体の数と大きさと頻度を推定することができる。
旧NASDAの宇宙飛行士選抜で「地球に残された人類に、いま自分が見ている月面の光景を言葉だけで感情豊かにリアルタイムに伝えなさい」という面接試験があった。「理系の人間だけでなく普通の人間も宇宙に」というのが10年前の日本の論調だった。
今にして振り返れば、宇宙飛行士の選抜問題に、「写真撮影」の技量試験を加えておくべきだったのではないかと思う。
「かぐや」に搭載されるハイビジョンカメラの臨場感は、はたしてハッセルブラッドを凌駕することができるのだろうか。220万画素CCDのカメラを2台。10Mbpsでデータを送信。1分間の動画を送信するのに20分かかる。ハイビジョンカメラの重量っていったい何kgだ? CCDの放射線耐性は?
「宇宙からハイビジョンカメラの映像を送れば、日本の世論が宇宙開発に共感してくれるだろう」と言っていたのは、たしか立花隆さんでしたね。
宇宙開発のみなさん、サイエンスしてますか?
忙しくてブログ更新できずに時機を失してしまいましたが、古川宇宙飛行士、おめでとうございます!
JAXA: 古川宇宙飛行士のNASA極限環境ミッション運用(NEEMO)への参加及びISS第18次長期滞在搭乗員支援宇宙飛行士への任命について
フロリダ沖のNASAの海底施設「アクエリアス」に1週間滞在する閉鎖環境訓練。火星を想定した「通信遅延」の訓練などもするという。過去には若田宇宙飛行士がコマンダー役で訓練を受けた。
この訓練に選ばれたということは、古川さんを宇宙ステーションに長期滞在させてもよい、と、NASAが認めたということだ。来年2月にソユーズで打ち上げられる若田宇宙飛行士の支援宇宙飛行士としても活躍する。
は、まてよ、ということは、管理人おとくいの陰謀論によれば...? まさかね。
でもまぁ、その資格は手に入れた、ということで。
一方の星出くんはと言えば、ひ、ひげが... ^^;
そういえば、Nさん、帰国中、ということらしい。
のぐっちゃんの会社員時代に彼の英語力を特訓したという同僚のアメリカ人男性、と出会ったことがある、という方から、メールをいただきました。へぇ、そんなことが。
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