JAXAブログ考
このブログで「JAXAがブログ!?」と驚きの記事を書いてからもう2年半近くの歳月が流れている。月日の流れの無常さを感じる。この間、ブログはもはや日常的なメディアとなって、宇宙開発関係者も当たり前のようにブログを綴る。一方で、個人の意見の表明に対する組織としての懸念のようなものはやはりあって、かといって、何らかの対策を打ち出すにも誰もその責任を取りたくないという、脇から見るとちょっと珍妙とも言える嵐の前の静けさのような均衡状態がそこには存在しているらしい。
たまたま某大学院をこの春卒業して、新人として某巨大組織で社会人研修を受けている人物のブログを拝見して、いろいろと思うところがあった。若い世代はその組織の宝物であるのに、その力を活かせずに管理と自己保身に走ってしまう人事とはなんなのだろうかと。
駐車場の片隅に眠るセントリフュージの写真を見ながらつらつらと思う。
二十億光年の彼方で彷徨い続ける孤独なココロをこのブログでは応援していきます。万有引力のように。
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