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2006.10.18

モスキート着信音その後

今年のイグ・ノーベル賞を受賞してすっかり話題になったモスキート着信音。「管理人はまだ超音波撃退器の音が聞こえるよ?」と書いたけれど、現実はそんなに甘くなかった。こちらのサイトで紹介されている音を聞いてみると、15kHzですでに、耳が圧迫される感覚はかすかにあるものの、全く聞こえません。完敗です。うげぇ。orz

6月には既に話題になっていたんですね。知りませんでした。

ところで、このサイトの存在はSAGOOLによって知りました。ありがとうチームラボ

某国政府も「自国の検索エンジン云々」なんていってないで、もっと足元に投資したら...?

2006.10.07

モスキート着信音

蚊が近寄らないという超音波撃退器。最近はホームセンターで探してもすっかり見かけなくなったけど、庭仕事をするときなどにはそれなりに重宝していた。しかし「人間の耳に聞こえない」という謳い文句のわりにはぴーぴーとうるさい。なんでだろうとずっと謎だったけど、たぶん、これを開発した人には聞こえなかったんですね。

人間ドックでよく無音室に入ってヘッドホンをかぶせられ、「音が聞こえたらスイッチを押してください」という聴力検査があるけれど、高い周波数の音を聞く能力は年齢とともに衰えると言う。ほんと? 管理人はまだ超音波撃退器の音が聞こえるよ? そうそう、宇宙飛行士選抜試験でもこの検査はでてきます。

それはともかく、「若者にしか聞こえない」という高い周波数の音を使って、若者がコンビニなどにたむろするのを撃退しようと、高周波雑音発生装置を発明した英国のハワード・ステイプルトンさんがイグ・ノーベル平和賞を受賞したという。デイリーやじうま経由。おめでとう。

asahi.com: 「教師に聞こえない携帯着信音」にイグ・ノーベル平和賞

最近はその音が「教師に聞こえない携帯電話の着信音」として欧米で大ブレークだという。いまどきの若者もなかなかやるねぇ。管理人の講義で使ったらだめだお。(^o^)

そのうち「モスキート着信音検出器」というのが大学入試の教室に備え付けられたりするんだろうか... いやその前にマナーモード着信検出器が必要だな。

アトランティスに過去最大級のデブリ衝突痕

先月帰還したスペースシャトル「アトランティス」のカーゴベイの内側に、過去最大級のデブリ衝突痕が見つかったとのこと。

Technobahn: スペースシャトル「アトランティス」、過去最大級のデブリ衝突痕が見つかる

直径約2.5mm、深さ3.8cm。船外活動中の宇宙飛行士にあたっていたらかなりのダメージですね。フェースプレート大丈夫?

隕石でなくてデブリであるとどうやってわかったんだろう? 軌道からデブリの起源は追跡できるのかな? しかしそれにしてもデブリが現実の脅威としていよいよ真剣な対策が求められる時代に。

NASAのハーツフィールド報道官は「同じデブリが耐熱パネルに衝突していたとしてもその影響は部分的なものに限られていただろう」と述べたとのことだけれど、もしシャトルの底面にぶつかっていたら、おそらく柔らかなパネルを貫通して内部の構造体まで穴が開いていただろう。そうなっていたら、そのまま帰還するというのはかなりの博打だったのではないのか。検証実験が必要ですね>NASA

2006.10.01

基本的理解

Spiegelさん経由。

J-RCOM: 土曜解説 宇宙基本法案 安全保障利用拡大狙う

「ふむふむ」と読み進んできたのだが、最後のこのコメントで思い切りずっこけた。

日本のロケット技術がICBMで使われるMIRV(個別誘導多弾頭)を基礎的に獲得したと考えていいのだろうか。お恥ずかしい話しだが、ちょっと判断に迷っている。
おい〜、このネタ扱うのであれば、もう少し対象に精通していてほしい。これじゃ「某国上空に衛星を静止させよ」と申した御仁とあまり...

スターファイヤー

コロンビア号の事故調査の際に、帰還前に軌道上にいたコロンビアの画像が使用されたということだけど、その画像を撮ったのは米ニューメキシコ州のカートランド空軍基地らしい。

Technobahn: 米空軍の天文観測所?、対衛星レーザービーム兵器「スターファイヤー」

実はこの観測施設は天体を観測するために作られたものではない。... 大きな円筒形のドームからせり出している反射望遠鏡のようなものは実は望遠鏡ではなくて地上最大のレーザービーム兵器の照準で、軌道上の敵の衛星を破壊するための巨大なレーザービーム兵器の研究開発がここで行われているのである。

1985年になり米空軍は、F-15戦闘機から発射されたミサイルで標的となる低軌道の衛星を破壊するという実験を行ったが、その際、破壊された衛星から 250ものデブリが発生。その全てのデブリが再突入して軌道上から消失するのにはその後20年近い年月も要する事態(資料では250の全てのデブリが再突入して軌道から消失したのは1997年としている)となったために、ミサイルでの衛星破壊は断念。

米空軍は2007年内に2度目の高エネルギー・レーザー・ビームを用いた対衛星兵器の実験を行いたいと申請
いろいろと「へぇ」なことが書かれてますね。F-15からのミサイル発射がその後あまり聞かれなくなったのはそういうことだったんですか。

Google Mapsで探してみると、ここですね。

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