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2006.08.19

小学校教諭が『神の視座』を手に入れることについて

Spiegelさんとこ経由:

RFIDタグ搭載ランドセルの校門通過記録で仲良しグループを割り出すという小学校教諭の発想は普通?

たしかにこれはきつい。石井輝義教諭の「ごく一部の技術者が専門知識を専有して突っ走られたら困りますからね」という発言がブラックジョークのように聞こえて仕方がない。Dr. Strangelove。

倫理や社会通念というものは時代とともに移り変わっていくものなのだろうか。かつては地球が太陽の周りを回っていると主張するだけで宗教裁判にかけられた。脳死判定やクローン技術でドリーが生まれた時も大きな社会的議論となった。遺伝子操作がすでにいろいろな場面で実用化されつつある時代。学校の先生が生徒の交友関係を数値化することにどういう問題が?

「本人の同意」は何歳になったら尊重されるのだろうか。

管理人自身、ほんの3ヶ月前まで、ケータイを財布替わりに使うことには心理的に強い抵抗があった。しかしいったんモバイルSuicaを使ってみたら、その便利さからもう元には戻れない。麻薬のようなものだ。Edyにはまだ必然性を感じないけれど...

ヨーロッパの各都市の公共交通機関では自動改札すら必要ない。人々は改札の係員から切符の提示を求められない限り、その気になれば無銭乗車はやりたいほうだい。それでも大部分の人はちゃんと切符を買って乗っている。青空市場のような感覚。たまにやってくる改札に見つかって高い罰金と惨めな思いをするリスクと、「大人として振る舞う」ことのバランスの中で生活している。交通機関の側は料金収入が減ってくれば改札の頻度を上げればよい。

世界最高の自動改札システムを構築した日本と、自動改札を必要としないヨーロッパ。どちらの国の小学生が将来幸せになるのだろうか。

[追記] 当該教諭のBLOGに後日談が載っています。

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Comments

本題とあまり関係ないので恐縮ですが...
> ヨーロッパの各都市の公共交通機関では自動改札すら必要ない。  
「ヨーロッパ」でくくるのはちょっと一般化のしすぎではないでしょうか。 たとえばパリの地下鉄なんかは床から天井まで塞ぐようなドアでブロックでもしないことには「自動改札すら」機能しない(無賃乗車を防げない)わけですし。 私は逆に物理的に強制する必要もなく自動改札が機能している日本という国に住める子供たちは幸せだ、なんて思ってました。 まぁ、いろんな国があるということで。

kuritaさんご無沙汰してます。

そうですね。「ヨーロッパ」とひとくくりにするのは確かに乱暴ですね。記事を書いた後、「こりゃつっこみがはいるな」と思ってました。^^;

しかしジュネーブからパリまでTGVに初めて乗ったときは「どこで改札するんだ?」としばらく戸惑いました。同じパリ市内でもまぁいろいろあるということで。

パリやベルリンのメトロはニューヨークと比べるとずいぶん安心感がありますね。イタリアは別の意味で緊張します。

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