うーん、残念!
イリジウム携帯電話と同じ運命をたどるのかなぁ...
まなにえ:ボーイングのコネクション航空機内通信サービスの停止予測
システムの維持費用が年間約170億円、一方システムを搭載した125機の一日あたりの利用者が1,000人。単純にペイしないですね。やはり衛星を使ったエンドユーザーレベルのサービスは無理があるのかなぁ。
乗客一人当たりのフライトあたり利用料が10ドルとして、利用者が今の2倍に増えたとして、年間売上が約8億円。つまりシステムの維持費が今の20分の1以下にならないとペイしない。
人工衛星の打ち上げコストを20分の1にしなさいってことですか。
大平貴之さんにまかせてみたら、なんかやってくれそうな気が... (笑
新しいことをやりたいという人は、ケタ外れなことを考えないといけないんです。性能を2倍、3倍にするんじゃない。10倍、100倍にする。ケタをひとつふたつ変える。あるいは、まったく違う発想の商品を、革命的な技術を生み出すことを考える。難しいです。大変です。でも、そういうことを考えて実現する可能性を探る。それが、新しいことをやりたいという人の意味だと思うんです。
でも人工衛星の打ち上げコストがかりに100分の1になったとしたら、それはそれでパンドラの箱を開けてしまうような。今のインターネットがそうであるように。
でも、いつの時代も真の技術革新は数人のこじんまりとしたチームで起きる。植松電機の社長にも注目、かな。
ところで今頃になってやっと、ですが、やっと、iPod nanoを買いました。自分へのご褒美。これまで使っていたMP3プレーヤーや音楽ケータイのセンスの悪さにいささかうんざりしていたのが、「これだよな、やっぱこれしかないよな」っていわんばかりの操作性。さすがアップル。というか、他の会社のエンジニアって、なぜ自分の製品にこだわりを持つことができない? なぜ使う身になって考えない?
早速NatureとかGarbage CollectionさんのSTS-121打ち上げのPodcastとかを聴いてみた。
管制室:Okay Steve, looks like Discovery is ready, the weather is beautiful, America is ready to return the Space Shuttle to its flight. so Good luck and Godspeed, Discovery.
船長:Thank you very much Mike, and I can't think of better place to be here on the forth of July on the Independence Day to begin to ready launch into space. To the folks at Kennedy Space Center and shuttle program, thanks a lot to work so hard on last three days and last year get us ready. For all folks in Florida East Coast, we hope to very soon eh get you up close and personal look at the rocket's red glare.
管制室:Very nice, CDR. Appreciate those words. Good luck all.
とっさの時にこういうおしゃれな言葉がさっと出てくるようになりたいものだ。
今の時代の若者はいいねぇ。その気になりさえすれば英語のヒアリングの材料を入手する手段にはことかかない。センター試験でもヒアリングが導入されたし、10年後に宇宙飛行士選抜が開かれたら、受験生のヒアリング能力はこれまでよりも飛躍的にレベルアップしていることだろう。と、それは同時に、格差社会の拡大を意味するのか?
中学生の頃に一生懸命エアチェック(何)して貯めた曲をiPodに転送してみた。なんとなく映画版「世界の中心で愛を叫ぶ」に出てきた初代ウォークマンのことを思い出した。と同時に、ラジオ深夜番組にでてきた白血病の少女、とこちゃんのこととか。今の時代は白血病イコール死の病ではない。時代が時代であれば彼女は死ななくてもすんだのだろう、とか、とりとめもなく昔を想う。
真に優れた技術は人々に技術の存在を忘れさせて、時代と文化を切り拓く。あの時代の若者の心は、ラジオのパーソナリティのトークによってつなぎとめられていた。今の時代は?
そしてあのころのSONYはいつも光り輝いていた。アメリカの技術者魂に負けてる暇なんかない。
つれづれなるままに。
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