SpaceFighter Now経由:
JAXA: JAXA宇宙飛行士活動レポート 2005年12月
三兄弟のヒューストンでのMS訓練は12月で終了。帰国は来月かな。山崎さん曰く。
ミッション・スペシャリスト (MS)の席とコマンダーの席とを交互に座り、コマンダーの役目も訓練できたこと、 そして経験豊かなインストラクタから多々学べたことは、とても貴重でした。
うらやましい! めざせコリンズ船長日本版 ^o^
一方、のぐっちゃんはJAMSSで「きぼう」の訓練を受けた由。
今回は、2005年12月12〜13日の2日間にわたり、「きぼう」船内の通信、電気、温度管理など、基盤となるシステムの操作訓練を中心に行いました。
忙しくてブログ更新できないでいる間にネタ元を忘れてしまったけど、
宇宙政策シンクタンク「宙の会」
がスタートしたらしい。元NASDA副理事長の五代富文氏やノンフィクションライターの中野不二男氏、科学技術ジャーナリストの松浦晋也氏など。
WebサイトをFlashでまとめる必然性がちょっと理解できない。サブメニューが画面隅の小さな▼アイコンをつつかないと表示されないので見過ごしそう。中野不二男氏とのぐっちゃんの対談が乗っているけど、直リンクが張れないので言及性悪すぎ。今の時代、新しくサイトを立ち上げるならやっぱりRSS対応が欲しいですね。それにしてもFlashの使い方を勘違いしてない...?
名前が「宇宙政策シンクタンク」というから日本の宇宙政策への提言かと期待したけど、アメリカ、ロシア、中国の戦略の紹介と、「宇宙はこんなことに役立ちますよ」の紹介だった。orz
「宙(そら)の会」は、「宇宙活動の本質」に基づいた宇宙政策シンクタンク活動を進めるために、有志が立ち上げたものである。「宙の会」は、日本社会のニーズや技術開発等の変化、他国の宇宙政策の変化に応じ、その都度、わが国として検討すべき課題や情報を発信し、各種各様のオプションを提言してゆくことをめざしている。
それとも提言はこれから掲載されていくのかな。
ALOSの紹介ページでイコノスが撮ったペンタゴンの衛星写真を貼り付けてあるのは、米政府にプレッシャーをかけたつもりなのかな...? アメリカの衛星で...
そういう衛星を、全地球地図作成という形で国際貢献に活用することこそ、「静かな抑止力」ですね。わかる人には、ちゃんとわかってもらえるのですから。
だそうです。対象読者はだれ?
中野不二男氏の「静かな抑止力 論壇」が面白い。あえてFlashにしたのはもしかしてGoogle対策?
日本はISSに、アメリカとロシアをのぞけばどの国よりもコミットしている。しすぎてしまったといってよい。それでいて自前の往復手段も持たなければ、どのように継続してゆくかという計画もない。シャトルなき後、人員輸送の手段を握るロシアを相手に、ISSとどう向き合ってゆくのかは、もはや宇宙関係者の問題ではない。もちろん、たんに技術的あるいは経済的な問題でもない。
「宙の会」の格調高き問題意識に比べると、こちら↓のJAXAの動きはちょっとあぶなっかしい。
ITmedia: 「日本の宇宙産業は危機的」——“民の力”に期待するJAXA
国家予算頼みだった宇宙開発は、予算の減少に伴って縮小傾向に。歯止めをかけるには、宇宙開発に縁のなかった企業の参入や投資家からの資金援助が不可欠。ビジネスモデルの確立も急務だ。
とのこと。
JAXA産学官連携部長の石塚淳氏によると、宇宙機器産業の市場規模は 1998年度の3789億円から2003年度には2407億円で36%減、2003年の従業員数は、1998年から30%減の5840人。自立した産業として成り立っていないという。現状打破には、宇宙産業のすそ野の拡大と利益を確保できるビジネスモデルの確立が必要らしい。非宇宙分野の企業や、中小企業、大学などが参加し、新たなビジネスチャンスを見い出せる市場にする必要があるとのこと。
ライブドアに家宅捜索が入ったニュースを一面トップで報じるスポーツ紙の「堀江社長、1日で1700億円を失う」とかいう(うろ覚え)見出しを見て、漠然と考えた。17日の産学官連携シンポジウムに堀江社長を呼ぼうとしていたのはいったい誰だろうか、と。1700億円か。確かに資金力としては一見魅力的なものに見える。
我ながら無知とは恐ろしいものだ。ライブドアのサイトを見て、収益事業のからくりが見えないなあとなんとなく思いつつ、なんとなく漠然とライブドアを避けてはきたけれど、その収益構造がこんなカラクリになっているとはまったく知らなかった。「ライブドアの株式数が全市場で流通する株の三割超を占めている」というニュースを聞いて、度肝を抜いた。
以前、「喋ってることはなかなか面白い。彼なりに勉強もしているようだ。」とか、「政府のお金に頼りっぱなしになるんじゃなくて、堀江社長とかTBSあたりとかをだまくらかして(?)お金を引っ張り出してくるくらいの元気のいい若い人たちが育ってくれるといいんですが。」とか述べてしまった自らの不見識を恥じる。自分自身、あぶなっかしかったわけだ。orz
知らなかったといえば、この記事も面白い。こちらは素直に「へぇ!」と驚く。
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