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2005.12.22

日本製の宇宙服

SpaceFighter Now経由:

SankeiWeb: 和製宇宙服、開発GO 宇宙機構、月面活動用
東京新聞:日本独自でハイテク宇宙服 技術力結集 重さ20キロ目標

JAXAが「オールジャパンの技術力を結集し」、月面でも活動できるようなハイテク宇宙服を開発する検討を始めたとのこと。米国製の宇宙服が120kgあるのを、20kg程度まで軽量化し、2018年からの米国の月面有人探査に参加することをめざすのだという。JAXA有人宇宙技術部長の柳川孝二氏がコメントしている。

うん、おもしろい! 宇宙服の技術を自国で持てば、活用範囲は幅広い。酸欠や有毒ガスが心配な地下深くの工事現場や海中の工事現場、有毒ガスが充満した火災現場、などで活躍する可能性がある。ねらいどころとしては悪くない。日本が得意なロボット義手なんかの技術と組み合わせれば、大気圧でぱんぱんに膨れ上がるような手袋を使わなくても繊細な作業の出来る宇宙服が完成するかも。

この記事でJAXAが発したメッセージは少なくとも三つ。1) JAXAは有人宇宙活動の技術を持ちたい。2) JAXAは米国の月面探査に参加したい。3) 軽い宇宙服を開発することで相対的に小さなロケットでも有人宇宙活動に参入する可能性が広がる。

NASAとしては器材が軽くなればそれだけ他の貨物をたくさん運ぶなりロケットに余力が生じる。開発費を日本に押し付けて計画に余裕が生じるのはおいしい話。日本としては「小さな宇宙船」とも呼ばれる宇宙服の最新式技術を身に付けて世界をリードしたい。バーターとしてはなかなか。

この話が実現すれば、月面探査にもし日本人が参加することになった時、宇宙飛行士選抜の応募条件のうち、身長149cm以上という項目はかなりの確率で緩和されるだろう。そのかわりT-38にも乗せてもらえなくなるのかな... 必要なくなるしね...

このような話が有人宇宙技術部からでてくるようになったってことは...

松浦さんのいうところのチキンレース、日本が先に動きそうな予感... なんの根拠もないですが。

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