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2005.11.03

はやぶさの画像

松浦晋也さんが「JAXA/ISASホームページのリリースから、高分解能の大きな画像が消えてしまった。」と、はやぶさの高解像度画像が消えてしまっているのを嘆いていたので見にいってみた。たしかに消えている。でもまあ、本文中に埋め込まれた画像が充分高解像度なので、管理人的には満足。これまでがあまりにも情報がなさすぎた。ISASが情報公開を改善した姿勢は評価したい。

松浦さんは高解像度画像をISASが一度出して引っ込めた理由をいろいろと憶測している。そしてその憶測に管理人も同意する。あまりにも予測通りの展開、とすらいえる。

しかしそれでもあえてなお、ISASの関係者には「オープンな環境で勝負しなさい!」とエールを送りたい。世界初になる、ということは、勝負の世界の厳しさに直面することなのだ。行儀の悪い研究者を見つけたら、それに負けない勢いで研究を進めるとともに、もう一方では堂々とあらゆるチャンネルを駆使して正式な抗議をすることだ。日本の文化の壁に守られてぬくぬくと成長できた幼年期に決別しなさい、と。

データの公開の手法にも細心の注意が必要だ。「Release 051101-2」なんて文字列は広報用画像には不要だと思うな。部外者の解析に利用されそうなメタデータは公開しちゃだめ。

いい探査プロジェクトを実行し続ければ、やがて海外の研究者がISASのポストに殺到するようになる。ひいては日本の科学の底上げと国際化につながる。とうの関係者本人は自分の研究者生命がかかっていて必死かも知れないけれど、そのまわりにいる人間はもう少し長い目でみましょう。

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