八木アンテナ
18日に開催された第49回総合科学技術会議の配布資料の中に、前回8月11日に開催された第48回の議事録案(PDF)が掲載されている。
その中の19ページから22ページにかけて。議長である小泉総理と、日本学術会議会長でもある黒川委員の八木アンテナに関するかけあいが面白い。
日本人が発明した八木アンテナをイギリス軍がレーダーとして実用化したのに日本軍はそれを知らなかった、というのは、有名な逸話だけど、一国の総理大臣がそのことを知らないでこういう科学技術会議の席上で漫談するのって、それってどうよ、と思わなくも無い。
ゼロ戦が大戦初期に連合軍の戦闘機を性能面で圧倒的に上回っていたのはなぜか、とか、それが開戦後2,3年の間に逆転されて、不利な戦いを強いられた、とか、首相はご存知なのだろうか...
黒川会長が「アメリカが八木先生のものを使ったんですよ」と述べて、傍から「最初はイギリスですよ」と訂正される場面はご愛嬌...
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