冥王星の月が恒星を掩蔽
古いニュースですが...
7月10日から11日にかけて、冥王星の月、シャロンが恒星C313.2を掩蔽(えんぺい)した。この模様を世界各地の天文台が観測。前回の観測から25年ぶり。
MITのサイトにこの掩蔽の様子がQuickTimeで掲載されている。
MIT Planetary Astronomy Laboratory
衛星シャロンの大きさ、形、大気の有無、などがこの観測で明らかになると期待される。9月に開催される全米天文学会で観測結果が発表の予定。
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Charon は、ギリシア語の発音からカロン(冥王プルートーが支配する冥界との間にある川の渡し守)と表記すべきです。そうでないと、ギリシャ神話上の意味がわからなくなりますね。ch は、ギリシア文字のχ(カイ)で、英語でもカロンと発音するのに、なぜ、シャロンという呼び方が通用しているのか不思議に思って検索したら、発見者が自分の妻の名に似せてシャロンと発音したのが原因だそうです。
(http://www.planetary.or.jp/Report/R969-10_c.html)
Posted by: nq | 2005.09.03 01:18 PM