NY Timesの社説
少し前のニュースですが、New York Timesに「宇宙ステーションは必要なのか?」という見出しを付けて、国際宇宙ステーションをあきらめて、シャトルをすぐに引退させるべきという、刺激的な内容の社説が載ったとのこと。
asahi.com: 宇宙ステーションは「お荷物」 米紙社説、続行に疑問
New York Timesが書く社説にしては、一見、ブッシュ政権が打ち出した月・火星探査計画を支持するように見えて、「オヤ」と思うけれど、その裏には国際宇宙ステーションとシャトルへの予算を切りたい、という意図も見える気がする。
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この社説とはぜんぜん関係ないけど、こんなサイトがあるんですね。
「当研究会について」より。
このような認識に基づき、電磁気学的手法を中心として、従来の学会や組織の枠を越えたSEMS(Seismo ElectroMagnetic Signals)研究会の創立をここに提案するものである。
へぇ! ものすごく意外。力武常次先生ってなんとなく保守的、慎重派の代名詞のような人かと思っていたけど、晩年は先進的な取り組みにも意欲的だったんですね。知りませんでした。
国際宇宙ステーションが「思いついた実験をすぐに実行に移せる」ようなプラットフォームでシャトルが年間50回の飛行(毎週1回の打ち上げ)という世界であれば、こんな観測とかこんな観測も飛躍的に進んだかもしれないのに、と思うと残念です。無人衛星を打ち上げる前にとりあえず装置を作ってみてテストする、という気軽さが有人宇宙活動の真価であると思われるのに...
思いついた実験が実行に移せるようになった頃には、それを思いついた大学の先生はすでに引退したりお亡くなりになられている、という状態は、健全ではないですね。
ここの実態についてもう少しフランクな議論があってもいいと思う今日この頃... 科研費のようなピアレビューを導入できれば(以下略
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さらに関係ないけど、JAXAではこんなこともやってたんですね...
しかしなぜゆえ「セレストロン35cm望遠鏡」? 国の予算を使う機関なんだから、アマチュアの器材じゃなくて目的に見合った性能の機材を開発してもいいと思うのだけれど... でもセレストロンはNASAの偵察機でも使われていたっけか...
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松浦さんの記事がネットに。めも。6年前の記事みたいですが、色あせてないですね。
この記事とこの記事もめも。「ピーターの法則」なんてのがあるんですか。知りませんでした。めも。
「人々はあるヒエラルキー(階層社会)のなかで、昇進していくうちに、いつか無能レベルに到達する傾向がある」
でも、JAXAの人が自嘲してちゃだめですよ...>だれとはなく
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