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2005.05.21

JAXA宇宙教育センター

ブログをさぼっている間にJAXAの宇宙教育センターがオープン

センター長の的川先生の肩にずいぶんと力の入った所信表明とかコラムを読みながらつらつら思う。

「広報と教育とは異なる領域の活動であること」

それはもちろんわかるのだけれど、教育を専門とする機関ではないはずのJAXAで広報とは異なる領域の活動を行う教育センターを立ち上げることの意義ってなんなのだろう。的川先生の本心が見えない。

「宇宙についての話題が子どもたちの心を生き生きとさせること」

それももちろんその通りなのだけど、日本語でいう「宇宙」は「Universe」としての宇宙と「Space」としての宇宙がごちゃまぜにされている気がする。英語ではこの二つは明確に区別される概念だけど。

子供たちが求める宇宙への好奇心にはビッグバンやブラックホールだってある。宇宙の大規模構造やダークエネルギーの話題は大人だって興味津々だ。これらの謎は「Universeとしての謎」であって、「Space」ではない。

「宇宙教育センター」がもし、子供たちの「Universeとしての謎」に応えられなければ、あるいはもし、「Space」だけに限定した狭い宇宙の概念を植え付けるのだとしたら、この名前は、いささか羊頭狗肉ではないかしら?

とまれ、先生の新しい船出に幸多かれ!

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Comments

ご無沙汰しております。先日は大変御世話になりました。

さて、JAXAの教育センターの門出に当たってJAXAで教育とはこれいかに?とのご意見を拝見して少しコメントを。

秋田に来て一番よく言われたのは、”えー、秋田大でも宇宙の研究なんてやってる人居るんですかー”という事でしょうか。まぁ正確に言うと私は宇宙の研究と言うより固体惑星の研究なわけなのですが、このあたりの細かいことは置いておきましょう。そういう発言の根底には、”宇宙というのはどこか遠くで偉い人達だけがやっていることで、自分たちとは関係がないんだ”という考え方を感じます。
もちろん、宇宙以外にもフロンティアは多々ありますが、しかし宇宙はやはり誰から見てもフロンティアと呼ぶにふさわしい分野だと思うのです。しかしそのフロンティアに手が届くのは、遠くの偉いさん達だけだと多くの人達が思っているように私は感じます。
秋田にきて、”秋田大でも人工衛星をあげよう!”と学生に持ちかけたとき、多くは”えええ、そんなことやっても良いの?”とか、”そんなこと出来るの?”という反応でした。宇宙に行こうなんて大それた事を言うのは、笑われそうで恥ずかしいことだ、と。しかし缶サットチーム結成から1ヶ月。学生のほとんどは、缶サットの向こうにキューブサットを初めとする衛星に目標を定めて、がんばり始めています。今、缶サットのチームでは、宇宙は自分たちが懸命に手を伸ばし、届かせようとすべきフロンティアだという意識が、確実に育ちつつあります。

的川先生がどのようなお考えで研究・開発期間の中に教育センターを設けられたのかは私もよくわかりません。しかし私から見ると宇宙研やNASDAが惑星探査や宇宙開発を一手に引き受けてきたつけが、”宇宙はどこか遠くで偉い人達だけが手を伸ばせるところだ”という意識を人々に植え付けてきたように思えます。宇宙というフロンティアが、自分たちが手を伸ばして開拓すべきフロンティアなのだ、自分たちが手を伸ばさなければ手に入れられないフロンティアなのだということをJAXAの人間が説くというのは、私にはとても大切なことだと思えます。

akiakiさんのご活躍ぶりは、日記でいつも拝見して、感心しています。私も陰ながら応援していますので、頑張ってください!

日本の宇宙開発もこうやって若い人たちが活気づくと元気になりますね。

あとは、政府のお金に頼りっぱなしになるんじゃなくて、堀江社長とかTBSあたりとかをだまくらかして(?)お金を引っ張り出してくるくらいの元気のいい若い人たちが育ってくれるといいんですが。鳥人間コンテストならぬ宇宙人間コンテスト、とか、ね。めざせ日本のバート・ルタン!

期待してます。

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私は、子供の頃宇宙に行ってみたいと思っていた。勿論米ソ冷戦の中、すでにアポロ計画から20年近くがたち、スペースシャトルチャレンジャーの事故、TBSでのNASDAを出し抜く秋山豊寛さんの日本人初飛行、毛利飛行士の飛行といったところがリアルタイムの少年時代だった世代だ。 少なくとも数十年後には一般人の宇宙旅行が「夢物語」ではなくなるだろうという勢いはあったように思う。バブル崩壊後失われた十年で日本経済は低迷したが、その間も技術の進歩は続いた。 そして今、世界的には宇宙旅行が民間の手で行われようとしてい... [Read More]

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