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2005.03.29

ディスカバリー号がVABへ移動

スペースシャトルディスカバリー号が29日午前2時40分(米東部時間)、オービタ整備施設(OPF)からスペースシャトル組立棟(VAB)に移動した。

FloridaToday: Discovery moves to VAB in dark of night

元の予定が28日午前9時に移動開始だったから、16時間近くの遅れ。ディスカバリー号を引っ張る運搬車を所定の場所につけるのに手間取ったという。

なんにせよ、これで大きなステップを乗り越えた。来週にはおなじみのスペースシャトルの雄姿が発射台で見られるようになる。

榎本氏、秋山宇宙飛行士と会う

元ライブドア取締役で20億円をロシアに支払ってソユーズで宇宙へ行く予定の榎本大輔氏が福島の秋山元宇宙飛行士の家を訪れて、4時間以上話し込んだという。

Dice-K日記: 一路、福島。

印象的だったのは、実際、自分の目でみないとその美しさはわからないという事。いくら宇宙から地球の映像や写真を見ても、肉眼で見ることに勝るものはない。宇宙を旅することは、自分を見つめなおす大きな儀式なのだなと勝手に理解。宇宙から帰還した飛行士が突然パーマネントカルチャーに目覚めるのではなく、潜在的に持ち合わせた物がこの航海によって後押しされるのだなと思うと合点が行く。
だそうで。

管理人的には(仮にお金があったとして)お金を払って宇宙へ行くよりもやっぱり職業宇宙飛行士のほうが達成感があっていいな、と思うのだが、いかんせん歳を取りすぎた。;_;

ハインラインの「鎮魂歌」のイメージが好きだった。映画「スペースカウボーイ」にオマージュされてるけど。ライブドアもゆくゆくは「月を売る」ことになるのかな? あるいはフレデリック・ブラウンの『天の光はすべて星』か。

2005.03.28

いろいろ

My oasisの3月22日の記述に本家サイトの野口さん手記へのリンク、いや紹介が。

あるサイトで今回搭乗される野口宇宙飛行士の手記を読みました。私の日頃感じているプレッシャーや苦しみや悲しみはなんてちっぽけなものなんだろうと・・。野口さんの手記は大きな勇気と感動を与えてくれました。 今回ヒューストン滞在中に、野口さんの奥様と何度かご一緒させていただきましたが、明朗快活な素晴らしい女性でした。お嬢さんもとても可愛らしかったです。素敵なご家族のためにも、とにかく無事帰還して欲しいと思います。
ご紹介いただき、どうもありがとうございます。

以下、Space Fighter Now経由:

DailySports online: イチロー シャトルで宇宙に行く

イチロー、松井秀喜など日本人大リーガー7人の直筆サインボールを野口宇宙飛行士がディスカバリー号に持ち込む、という。目のつけ所がいいね。

Garbage Collection: How to Waste $300,000

Astronaut Space Safety 2005という報告書が怪しいという。元記事を読んでみたけど、こりゃかぎりなくクロ、ですね。

2005.03.27

有希子さんヒューストンへ行く

理系白書で有名な毎日新聞科学環境部の元村有希子記者が来週、野口宇宙飛行士の打ち上げ1ヶ月前のイベントに参加するためにヒューストンを訪れるという。

日本の大手新聞もいよいよノリだしてきましたねぇ。盛り上がって欲しいです。

初めてのアメリカでの運転、気をつけてね。

人格否定?

Spiegelさんのその気持ち、とってもよくわかる気がするのである。

2005.03.26

STS-114ミッションの詳細が更新

CBS News CoverageのSTS-114ミッションの詳細が更新されている。昨年12月のデータから3ヶ月ぶり。

CBS News Coverage of Shuttle Mission STS-114

本家サイトの「STS-114について」の情報もこのデータを元にしているので更新しなきゃ、だけど、今回、あまりにも細かいデータまで更新されているので、今夜はちょっと挫折。明日あたりにでも気合いを入れて取り組もう...

一方、こちらはヒューストンのジョンソン宇宙センターの敷地内部の池がメンテナンス作業のために干上がっている、という記事。

NASA/JSC: Something to pond-er

この「JSC Features」のシリーズ、NASA職員向けに書かれているのか、トリビア的なのどかな雰囲気があって、とてもいい。

種子島・ロケット観光ガイド

Space Fighter Now経由:

MYCOM PC WEB: 種子島・ロケット観光ガイド - H-IIAの打ち上げを見に行こう!

たしかにバッテリーの話は参考になる。FZ1使ってるしね...

重要なのは、「同じ失敗は繰り返さない」ことではないかと思う。ある程度リスクの予測はできるだろうが、それでも未知の原因で失敗することはあり得る。1 発1発の失敗で、条件反射的に「税金の無駄」と叫ぶことにはあまり意味がない。長期的なビジョンを持って、失敗の原因を1つ1つ突き止め、信頼性を向上させていく以外はないだろう。そろそろ日本も、「失敗は許されない」ではなく、「失敗を許容し、それを活かす」文化を持ちたいように思う。
というくだりには多いに同感。なぜかこのような論調を持つ新聞記者が少ないような気がするのはどうしてだろうか。

STS-114の撮影、どうしよう... 打ち上げ、じっくり眺めたいし...

国際宇宙ステーションの船外活動予定

国際宇宙ステーションに滞在中のリロイ・チャオ、サリザン・シャリポフ両宇宙飛行士が28日15時25分(日本時間)から5時間40分にわたる船外活動を行う。

NASA: Station Crew Spacewalk Set for March 28

来年初頭に予定されているESAの補給モジュールATVのドッキングのためのアンテナ設置などの各種準備が主な作業。

その他、ナノサテライトと呼ばれる小型の衛星をシャリポフ宇宙飛行士が手で投げて軌道に投入する。

船外活動の様子は例によってNASA TVで放映の予定。

2005.03.25

ディスカバリー号は4月4日に発射台へ

5月15日に打ち上げが予定されているディスカバリー号。当初の予定からすれば遅れぎみじゃないかと気になるけれど、NASAは今のところ「打ち上げ目標日は変更なし」と。

FloridaToday: Monday looks promising for shuttle rollover, NASA says
FloridaToday: Shuttle Discovery rollover set for next Monday

ディスカバリー号がオービタ整備施設(OPF)からスペースシャトル組立棟(VAB)に移動するのは28日午前9時の予定。その後、VABの中で外部燃料タンクと固体ロケットブースターと接続され、4月4日に発射台39Bに移動する。現状で打ち上げまでの作業予備日は「3日ないし4日」とのこと。

かりに5月15日から6月3日の打ち上げ可能日を逃した場合、次の可能日は7月12日から8月3日。

打ち上げ日の決定は4月下旬に開かれる打ち上げ準備状況のレビューの後。

FloridaToday: NASA will limit launch crowds

NASAはディスカバリー号の打ち上げ当日、敷地内で見学するビジターの数を制限する、という話。NASAはおよそ100万人がディスカバリー号の打ち上げを生で見ると予想している。過去にはケネディ宇宙センター内で6万人が見学をしたこともあったらしいが、これを2万人から2万5千人ぐらいまでに制限する予定。

着陸はケネディ宇宙センターを想定しているが、かりにコロンビア号のように打ち上げ時に機体が損傷して、大気圏再突入時に機体が分解する可能性が懸念される場合、着陸予定地はケネディでもカリフォルニア州のエドワード空軍基地でもない、ニューメキシコ州のホワイトサンズ空軍基地に帰還させることを予定しているという。いまだかつてシャトルが一度も降りたことのない場所なので、本当に降りたらその後の整備などが大変そう。

[追記] ふじもとさんのコメントによると、かつてSTS-3で一度だけ降りたことがあるそうです。

大橋マキBlog経由:

SpaceDaily.com: No New Shuttle Flight Unless Rescue Mission Can Be Guaranteed

ディスカバリー号のバックアップとなるアトランティス号の打ち上げ準備が整わないと、ディスカバリー号も打ち上げられない、という話。これも気になる話。

2005.03.24

ひまわり6号の初画像

ひまわり6号の初画像が気象庁のページに掲載されています。

気象庁:運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)による初画像

関係者の皆さん、ほっと胸をなで下ろしていることでしょう。おめでとうございます。

衛星の正式名称は「運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)」ということになったんですかね? なが。

2005.03.23

宇宙飛行士活動レポート 2005年2月

JAXAのサイトに宇宙飛行士活動レポート 2005年2月が掲載。

星出宇宙飛行士曰く。

NASA宇宙飛行士候補者2004年クラスのパッチができました!
NASAでは各クラスが自分たちのパッチをデザインするのですが、我々のクラスでもクラスメートのDottie(Dorothy Metcalf-Lindenburger)さんが中心となりみんなで意見を出し合って作りあげました。
アメリカと日本の国旗だ。ちゃんとクラスメートとして認めてもらったんだ... よかったよかった。
一緒に選抜試験を受けた仲間が作ってくれた日本人飛行士4期生のパッチともども、気に入ってます。
おお! Issac98のメンバーでデザインしたパッチに言及してくれてる! デザイナーのIさんもよろこんでいることでしょう。今度どこかでつけてみて欲しいです。

2005.03.22

番組企画

某TV局の記者と某所で会合。野口さんの打ち上げに向けて、

・STS-114への日本の貢献
・野口宇宙飛行士の人間的側面

を紹介できるような番組が作れないか、企画中だという。

...人間的側面... 下ネタが得意だったのは知っている...のはないしょだ :p

ああみえて、意外におちゃめ、なんだよね。でも放送コードに適したいいエピソードをすぐには思い出せない... 古いメールの山でも掘り起こすかはたまた仲間と飲み会でも企画するか...

2005.03.21

科学技術館

科学技術館に行ってきました。

ScienceMuseum

日本語は「科学技術館」なのに、英語では「Science Museum」なのか。なんかずるい。つーか、展示の中身はあきらかに「Science & Technology Museum」やんか。言葉は正確に使わなきゃ、だお。

TokyoStation

某所から見た東京駅。アムステルダムを彷彿とさせる。

photographer

旧来の知人と都内某所で会食。リアルで会うのは十数年ぶり、か。お互いの近況に話が弾む。

彼が17歳の頃、アームストロング船長を始めとするアポロ11号のクルーがシカゴ市内をパレードしたという。彼は報道記者のパスを胸につけて、撮った写真がAP通信に採用されたのだとか。そういう時代がかつてほんとに確かにあったのだねぇ。パレードしたシカゴの通りの名前を聞くと「あそこかぁ」と背筋がぞくぞくしてくる。ハワイでは故オニヅカ中佐の親戚と知り合いだという。

どうでもいいけど、デイブ・スペクターってシカゴ出身だったのか。知らんかった。

2005.03.20

STS-300: Discovery号の救助ミッション

野口宇宙飛行士が搭乗するディスカバリー号。その打ち上げ時にもし、コロンビア号と同様に耐熱タイルや耐熱パネルが損傷を受けたとしたら...?

NASAの選択は二つに一つ。ディスカバリー号を軌道上で修理して帰還するか、乗組員7名を宇宙ステーションに避難させ、アトランティス号を急遽、1ヶ月後に4名の構成で打ち上げ、ディスカバリー号の7名を救出するか。

STS-300と称するこの救助ミッションの乗組員へのインタビューがHoustonChronicleに載っている。

HoustonChronicle/AP: Astronauts ready to rush to the rescue of shuttle

もし救助ミッションを実際に打ち上げる事態にでもなれば、ディスカバリー号は遠隔操作で太平洋に投棄することになるらしい。そうなれば、スペースシャトル計画はそのまま終了、という事態にも。

このSTS-300に乗り組む予定のMark Kellyは、前回のNASDAの宇宙飛行士選抜のヒューストンでの最終選考で、T-38の格納庫を案内してくれた人だ。いや、双子の兄弟のScott Kellyのほうだっけか。もうどっちがどっちだか。

古川・星出・山崎の三宇宙飛行士のためにも、STS-300が必要とされるような事態にならないことを祈る。野口さん、どうか無事にご帰還を。

2005.03.19

うんたも

今朝からアクセスが急増している、と思ったら、「運輸多目的衛星」「無駄」「猪瀬直樹」という検索によるものだった。どこかの掲示板で話題になっているらしい。2chを見てみたけどこのエントリくらいしか目ぼしいものはなかった。

それによると、来週、猪瀬直樹氏がフジテレビでMTSATの批判をするらしい。

新聞の社説にも載ったということらしいけど、どの新聞だろう...

「東京航空局常陸太田航空衛星センター」なんてところからもアクセスがあるので、関係者は神経をとがらせているのかな。しかしMTSATを「国産」と罵った時点で猪瀬氏、すでに終わっちゃっているような...

ひさびさに2chを漁っていたら、こんなページを見つけた。
有限会社 国際宇宙サービス
>取締役社長兼最高経営責任者  山崎大地

がんばれ!

2005.03.18

ディスカバリー号作業状況ほか

1月に外部燃料タンクがケネディ宇宙センターに到着した時、NASAはディスカバリー号を発射台へ移動させる日を打ち上げの2ヶ月前の「3月16日」と予定していた。従来は打ち上げの1ヶ月前だった。この「余裕」が少しずつ減りつつある。

FloridaToday: Discovery's move to VAB pushed back
FloridaToday: Time frame tightens for shuttle to-do list

現在、ディスカバリー号はまだ格納庫で車輪格納扉の密閉状況の慎重な検査を受けている最中。組立て棟(VAB)への移動は早くても3月28日と予想されている。VABで外部燃料タンクと接続されるがこの作業に約1週間。発射台への移動は早くても4月4日ごろになりそう。

打ち上げ目標日はあいかわらず5月15日のまま、とされるが、打ち上げ見学組にとっては気になるニュースではある。

[3/20追記]

NASAのSTS-114のサイトにこのニュースに関連する記述が。

NASA: Space Shuttle Processing Status Report: S05-011

In Orbiter Processing Facility (OPF) bay 3, final processing work continues on Discovery in preparation for its rollover to the Vehicle Assembly Building (VAB) and attaching to its Solid Rocket Boosters and External Tank. The rollover milestone is moving to March 27 (previously March 22), due to additional work needed on wiring in the payload bay and on the main and nose landing gear doors. Because work is scheduled to end late that day, rollover could take place the morning of March 28. If the work is completed safely and correctly, the orbiter could be moved to the VAB earlier than March 27.

*****

先日の記事で書いた48時間訓練は、主に乗組員を訓練するためのものだったが、今度はそこで報告されていたミッション管理会議(Mission Management Team: MMT)側の8日間連続の訓練の様子がNASA/JSCのサイトに。

NASA/JSC: Eight days a week: Mission Management Team gives its all during marathon sim

打ち上げ2日前からフライト6日目までをリアルタイムでシミュレートし、次々に起こる様々な問題に対処していく、というもの。ヒューストン、ケネディ、マーシャル宇宙センターと、NASAの本部が参加。マネージャーも大変ですね。

*****

一方、宇宙ステーションの姿勢を制御するジャイロスコープの一つが電源系の不良で停止した件。

FloridaToday: Gyroscope glitch discovered on space station
FlotidaToday: Fixed circuit breaker on space station fails
FloridaToday: Space station troubles will not halt shuttle launch, NASA says
HoustonChronicle: Setback won't deter shuttle mission

4つあるジャイロのうち1つは2002年に故障しており、今回の野口さんのミッションで交換予定。今回また一つ故障したことで、予備が無くなった。さらにあと一つ故障すれば、ロシア側のサービスモジュールの姿勢制御ロケットを噴射してステーションの姿勢を保つ必要が出てくるが、こうなると野口さん達の船外活動に影響が出るのではないかと心配する声もある。NASAは上の記事を読む限り、「大丈夫」と言っているようだけど。

今月28日に予定されているリロイ・チャオ達の船外活動では、故障したジャイロの電源系の修理は行わないことに決めたようだ。STS-114で修理することにするのか、その次のアトランティス号のミッションで修理することにするのかは未定。

*****

コロンビア号事故調査委員会(CAIB)の勧告をNASAが遵守しているかどうかを監査する独立調査委員会Return To Flight Task Groupの次回の公開ミーティングが3月31日午前8時30分(米東部時間)に開催される。

NASA: Return To Flight Task Group Schedules Public Meeting and Briefing

このミーティングの様子はNASA TVで放映される。日本と違って「お手盛り総会」ではないので、ここでいろんなことがひっくり返る可能性も残されている。

2005.03.17

野口さんインタビュー記事

月曜に書いた記事にいただいたコメントによると、今朝の野口宇宙飛行士のインタビューは、日本からも活発に質問が飛んだようだ。このサイトのことも言及されていたらしい。

このインタビューが早速記事になっている。Space Fighter Nowなど経由:

asahi.com: 野口さん抱負「興奮と冷静さ同居」 打ち上げまで2カ月
毎日新聞:野口飛行士:インタビュー「自分の帰還が一番の記念品」
産経新聞:宇宙に「危険以上の価値」 野口聡一さんが会見
nikkansports.com: 野口さん、宇宙にこまや折り紙持参

いいですねぇ。どんどんもりあげていきましょう。JAXAのページも、もう少し詳しい情報が欲しいな、なんて思ったり...

[3/18追記]

三菱電機DSPACEにも取材記事が載っています。自宅からも取材できたのかぁ...

三菱電機DSPACE:野口飛行士の「一番○○なこと」

Q. 一番辛かったことは、辛かった時期を話していただけますか?
A. ...略... 去年の夏ぐらいが一番辛くて、事故から約1年経ってなかなか先が見えない。事故前からずっと一緒にやってきた人たちが徐々に離れる時期でもあって、本当に続けていられるのかなと寂しい思いになった時期もありましたね。

なるほど、この時期か。納得。で、これに続くわけだ。

2005.03.15

野口宇宙飛行士訓練レポート 第15回

JAXA/STS-114のサイトに

野口宇宙飛行士訓練レポート 第15回「ミッション固有訓練とスペースシャトル飛行再開に向けた取り組み(3)〜ミッション管制センターとの統合訓練〜」

が掲載されています。以前の記事では連続36時間の訓練だったのが、今回のレポートでは連続48時間。すごい。レポートのほうも臨場感溢れていてすばらしい。Good Job!

今日は打上げ見学組の連絡用メーリングリストを立ち上げてみたりした。

2005.03.14

野口宇宙飛行士のインタビュー その2

Space Fighter Now経由:

NASA: NASA Sets Return To Flight Japanese Crew Member Interviews

米東部時間16日午後3時30分〜5時30分(日本時間17日午前5時30分〜7時30分)の間、野口宇宙飛行士が衛星テレビ経由でビデオインタビューに答える。(衛星テレビ経由なのと米東部時間で書いてあるってことは、ワシントン周辺のメディア関係者向けってことか??)

これにともない米東部時間16日午後4時30分(日本時間17日午前6時30分)から野口宇宙飛行士とSTS-114のクルーメンバーの訓練風景を収録した番組がNASA TVで放映される。

ところで日本のメディアの動きも活発になってきた。今日は管理人あてにコンタクトしてきた某TV局の方と電話インタビュー。5thstarの経緯とか、打ち上げを見に行く予定とかを簡単に説明した。今日、野口さんとインタビューする予定とのことだったけど、無事に終わったのかな。

帰国しました

サン・ピエトロ寺院にて。

PineTrees

SanPietroCatWalk

SanPietro

2005.03.12

雨の石畳

ishidatami

2005.03.07

夜の成田空港

行ってきます

050307_205617.jpg

2005.03.06

しばらくお休み

出張のため、明日から一週間ほどブログの更新が停滞します。本家サイトのほうは明後日あたりには1万ヒットを達成しそうなのだけど...

[追記] と思ったら、どなたかがすでに1万を踏んでいます。早! ご愛顧ありがとうございます。

運が良ければ旅先からのエントリ書きます。では。

2005.03.05

H-IIAアクセス増加のその後

H-IIA 7号機打ち上げ成功から一週間。MTSAT-1Rも太陽電池パネルを無事展開して、静止衛星軌道まであと一息。

H-IIA打ち上げで急増した当サイトへのアクセスも、打ち上げ前のレベルに落ち着いてきた。増加したアクセスのその後の推移をみるときれいな指数関数になっている。増加分のほとんどが検索サイトから。人々がロケット打ち上げの成功を記憶にとどめる時間、というのも一種の確率過程、なんだろうか。

「H-IIA」だけではなくて「野口聡一」の検索でのアクセスも増えたんだけどね...

Month050305

励ます会

日本宇宙少年団経由。

野口聡一さんを励まし、宇宙への夢を青少年・市民とともに育む会

のページがかなり更新されています。

この会の存在は5thstar本家サイトを立ち上げる前から知ってはいたんですが、永らくアップデートされていなかったような記憶が...

表紙の野口さんの写真が若い!

2005.03.04

「きぼう」日本実験棟運用管制システム試験

国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」。その運用管制システムの試験が2月16日にNASAヒューストンとJAXA筑波宇宙センターを結んで行われたとのこと。JAXA Space Stationのページに掲載されている。

JAXA: 「きぼう」日本実験棟運用管制システム試験

写真の他にRealPlayerのビデオクリップが提供されている。

コロンビア号の事故が無ければ、山崎直子さんがNASAのASCAN訓練に参加していなければ、山崎大地さんもこの場所にいたのかなぁ、と、ふと思う。

2005.03.03

「とりあえずひまわり6号」

無事に打ち上げられたものの、いまだ国交省と気象庁の間でもめていて正式名称が決まらぬMTSAT-1R

野尻ボードにて松浦晋也さん曰く

「運輸多目的衛星を勝手に『ひまわり』と呼ぶ運動」でも始めればいいのでしょうか。「とりあえずひまわり6号、決定ね」とでも。
気に入った! とりあえず賛成1票!!

# やっぱ判官贔屓かなぁ... がんがれきしょうちょう。

2005.03.02

野口宇宙飛行士のインタビュー

2日、時事通信が野口宇宙飛行士にインタビュー。写真記事

ところで宇宙飛行ではないけれど、バージンアトランティックの無給油無着陸世界一周飛行に挑戦するGlobalFlyerが昨日、無事飛び立ったようだ。

Words of A-Cubed Revisited: Condition GREEN! GlobalFlyerの無着陸世界一周飛行

シャトル着陸の訓練機

スペースシャトルは別名「空飛ぶレンガ(falling brick)」と言われる。オービターは打ち上げの時にメインエンジンの燃料を使い切ってしまうので、大気圏再突入から着陸まで、エンジンを使わずにグライダーのように滑空する。が、普通の飛行機とは違って、進入角15〜18度で滑走路にアプローチする。普通の旅客機が進入角3度というから、かなりの急角度。

宇宙飛行士がこのシャトル独特の飛行感覚に慣れるようにするため、NASAはビジネスジェットのガルフストリーム2を改造したコンピュータ制御のジェット機を4機保有している。高度約6kmの上空で空気抵抗を増やすために車輪を出した状態にし、エンジンを逆噴射状態にして「レンガが落ちていくように」急降下する。

ミッションの本番までにシャトルのコマンダーはこのスペースシャトル着陸訓練機(Shuttle Training Aircraft: STA)を1000回以上着陸させなければならないという。

NASA/JSC: Test drive: Shuttle Training Aircraft preps astronauts for landing
JAXA/STS-114: 野口宇宙飛行士訓練レポート 第10回

*****

ところで、国際宇宙ステーションに補給物資を運ぶ貨物船プログレスが無事打ち上げられたようだ。

NASA: Progress Cargo Craft On Its Way to Space Station
JAXA: ロシア・プログレス補給船 (国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッション(17P))の打上げについて
FloridaToday: Soyuz safely launches resupply ship
HoustonChronicle: Russia launches cargo ship to space station
ロシア宇宙開発ニュースのページ(BLOG版): Resupply ship rockets to the International Space Station

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