ぱわーぽいんと
理系白書ブログの記事「PPT症候群」を受けて、「今日のつぶやき」の1月28日のエントリに「パワーポイント症候群」という記事が載っている。
パワーポイント症候群とは、伝えたい内容ではなく伝える方法が主役になってしまう病気のことなのだと思います。という結語に、激しく同意。
そういえば最近の(というかだいぶ前からだけど)JAXAの資料とか、宇宙開発委員会の資料とか、総合科学技術会議の資料でもパワーポイントが増えたなぁ。情報公開の姿勢はありがたいけれど、やみくもにPDFに変換してしまうというのも、ちょっとどうにかしてほしい。個人的にはFlashに変換してもらったほうが画面で読むのに軽くて良い、かな。(などという管理人自身、自分の資料をPDFでwebに載せたりすることが多いので、あんまりえらそうなことはいえない)
つーか、Acrobat Readerの起動時間が1秒以内になってくれたらPDFでも別に文句はないのだけど。人生の時間の何パーセントかをAcrobat Reader起動の待ち時間でつぶしたくなんかない。
[追記] Return to FlightのサイトにReturn to Flight Task Groupの中間報告書がPDFで掲載されている。126ページにわたる力作だ。もちろんパワーポイントで作成されたものではなくてWordかFrameMakerあたりを使って作成された、ちゃんとした報告書だ。あまりに大部すぎて、とても全部に目を詳細に通す気にはなれないけど、これくらいの情報量があれば、PDFファイルにすることにはちゃんと意味がある、と思う。
[追記2] Spiegelさんからリンクしていただいたので、リンク返し。そこで紹介されている「PowerPoint絶対主義」という翻訳記事が面白い。
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Comments
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Acrobat Readerはバージョンが7になってだいぶ起動は速くなりましたね。確かに、Web上に手っ取り早く情報を載せたいがためにPDF形式を選ぶというのは、あまりいただけないと感じますが。
Posted by: kazu | 2005.01.30 12:32 PM
kazuさんども。
たしかにversion 7になってから早くなりましたね。人生を無駄にする時間がかなり減ったかも。でもまぁやはり、PDFは、PDFにする必然性がないと安直に使って欲しくない、気はしますね。
Posted by: 5thstar管理人 | 2005.02.08 11:17 PM