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2005.01.23

国際物理年

京都新聞のコラム「明日への視座」に物理学者佐藤文隆さんの記事。

2005年は「国際物理年」

また80年代のバブル景気の影響もあり、派手にこのブームは社会的に進行し、私自身もその渦中におった。そして「怖い」と思ったのは、一面的に誇張されたイメージに憧(あこが)れて優秀な少年、少女が数年すると研究室に登場することである。しかし「1番おいしいところ」はすでに過ぎたのだから、安易な気持ちでやって来れば単純な乗り遅れとなる。特に応用がその先に展開するのでないこういう分野は「遅れてきた」人たちで混雑するだけになる。
宇宙開発も、もしかして似たような側面がないか? 「応用がその先に展開する」かどうか、が、鍵、なような...

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