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2005.01.12

JAXA新理事長、新春インタビュー

JAXA新理事長の立川敬二氏がJAXAウェブサイト編集部のインタビューに答えた記事が、JAXAインタビューとして掲載されている。

インタビュー 第13回 立川敬二

ざっと眺めてみたところ、概ね予定調和的な談話になっている。まぁJAXAのサイトだから当然だけれど。しかし、たかがインタビュー、されどインタビュー。細かく見ていくと、管理人のような部外者にとっては伺い知れない、立川氏の人となりのようなものがかいま見えてくる、気がする。

以下、管理人の妄想と独断と偏見に満ちた、このインタビュー記事の分析を...

まず、このインタビューに答えたという姿勢自体が、前理事長とは異なり、積極的なものを感じる。自分がリーダーシップを発揮すべき存在であることの自覚のあらわれ、か?

次に、管理人的に評価できると思われる「立川語録」...

さらに長期的な目で見ると、人類が、地球上だけでなく、他の惑星などにも生存圏を拡大できるといいのではないでしょうか。
.....略.....
文化が違う「研究」と「実用化」の組織がひとつになったのですから、早急に一体化するのは難しいと思います。人事の交流も進めながら、全体の雰囲気をまとめていくことが必要でしょう。現在、各本部の場所が離れていて、それぞれが独立しているような形になっていますが、これは人事交流でかなり改善できると考えています。
 また、いまだに残っている官僚組織的な悪弊も、今後大いに払拭していくべきだと思っています。同時に先端的なコンピューターシステムなどを導入し、経営の効率化や情報の共有化、判断のスピードアップを図ることも必要でしょう。
.....略.....
今年は活動を従来の軌道に戻したいと思います。
.....略.....
今後の宇宙開発も、研究は一元的に行い、実用化して利用する点については、民間の競争原理が必要になってくると思います。
.....略.....
JAXA理事長の職に就いて、日本の宇宙開発分野のGDP(総生産高)の少なさに驚きました。
.....略.....
(日本の有人宇宙開発)これはJAXAだけが決めるのではなく、国の方針として決めていく問題だと思います。
.....略.....
今後どうなるかは、研究開発のためにどれだけ投資できるかによって変わってくるでしょうが、今のJAXAの予算規模では到底無理な話です。
.....略.....
つまり、人間を宇宙に運ぶということは、信頼性の向上に大きく貢献できる可能性があり、その観点からも、有人宇宙飛行を捨てずにやって行くべきだと思います。
「評価」という意味は、これら抜粋した部分には、善くも悪くも立川氏本人の本音が見え隠れしている、と、思うから。理事長がこれだけはっきりものを言う文化は旧NASDAにはなかったという記憶がある。JAXAが変わっていくひとつの予兆、に、なる、かな...?

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