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2004.10.30

NASAの無重力飛行機が引退

NASA: Zero-Gravity Plane on Final Flight
HoustonChronicle: NASA's weightless aircraft is retired

24日の記事で書いた、宇宙飛行士訓練生の無重力環境の訓練などに用いるNASAの飛行機、Vomit Cometこと、KC-135が29日に引退飛行を行った、とのこと。

NASAのKC-135はボーイング707の軍用輸送機バージョン。映画「アポロ13」の中でもトム・ハンクス達が無重力の宇宙船の中での演技をする際にも用いられた。この映画に用いられた1機目のKC-135はすでに引退して、ヒューストンのエリントン飛行場で展示中。今回引退する2機目のKC-135は、アリゾナの飛行場で永久保存されるという。

日本人宇宙飛行士三人は、このKC-135の最後のフライトに立ち会ったのか。うらやましい。

無重力飛行のための後継機はマクドネルダグラス社のC-9で、来年1月ないし2月に初飛行、という。

ところで、この無重力訓練飛行の様子が

NASA: Astronaut Candidates Explore Zero-Gravity

に写真付きで掲載されている。我らが日本人宇宙飛行士3名もばっちり写っている。角野さん、もとい、山崎さんは右から二番目の好位置に。このおかげで、NASAのトップページのサムネール画像にもちゃんと写っている。

ascan.jpg

山崎さんから二人おいて古川さん、その左に星出クン。

山崎さんのコメント:

"I felt sick at first," she said. "But, surprisingly, my body quickly accommodated to being weightless."
古川さんからのメールによると、
ヒューストンは、いまだに最高気温が30℃以上です。強い日差しのおかげで、私の顔は真っ黒に日焼けしてしまい、街では人種を間違えられて、スペイン語で話しかけられたりします^^;
だそうです。

野口宇宙飛行士の打ち上げは来年5月12日から6月3日

以前の記事で書いた、野口宇宙飛行士のフライトの打ち上げ予定日が来年5月12日から6月3日の間、と正式に決まった。

NASA: Return to Flight
NASA: NASA Sets New Space Shuttle Launch Planning Window
毎日新聞: スペースシャトル:来年5月の飛行再開目指す
時事通信: 飛行再開は来年5月12日以降=野口さん搭乗のディスカバリー−米シャトル

コロンビア号の事故の直後はNASAはたしか「2004年9月ごろの飛行再開を目指す」と言っていた記憶があるけれど、それから数えると8ヶ月ほどの遅れ。事故から数えて2年3ヶ月ぶりの飛行再開、ということになる。うまくいくことを祈ります。

BLOGSHARES

blog::TIAO経由でBLOGSHARESという面白いサイトを見つけたのでメモ。

blog::TIAO:blog::TIAOのBLOGSHARESによる時価評価

BLOGSHARESというのは

BlogShares is a simulated, fantasy stock market for weblogs where players invest fictional money to buy stocks and bonds in an artificial economy where attention is the commodity and weblogs are the companies. Weblogs, or blogs for short, are valued by their incoming links from other known blogs. In effect, links become the business deals in the simulation and players speculate on the fortunes of thousands of blogs by buying and selling shares. A whole host of options exist for advanced play including gifting shares, leveraged buy-outs, stock splits, additional share issues, market and player bonds. For full details see the Help Center.
ということで、エントリーしているそれぞれのブログへのリンク数などから時価評価を仮想的に算定し、BLOGSHARESの参加者がそれぞれのブログに仮想的なお金を投資することで株価ならぬ「ブログ価」の変動をゲームとして楽しむ、という趣向らしい。

BlogShares - Space Exploration Industry

なる仮想的な商業ジャンルの一覧を見つけたので、巡回先に加えるべきかどうか、思案中。最近、ただでさえブログ巡回の時間が長くなっているのに、これに海外のブログまで追加して読んでたら、個人的な時間配分が破綻するぞなもし...

理系白書シンポジウム

理系白書ブログ経由の情報。

理系白書ブログ:シンポジウム開きます

12月12日に日本科学未来舘で第2回の理系白書シンポジウムが開催、とのこと。パネリストは日本科学未来館館長の毛利さん、お茶の水女子大学副学長の室伏きみ子氏、南山大学人文学部教授でSTS学会会長の小林傳司氏、それと理系白書ブログの元村有希子さん。第2回のテーマは「理系の壁をこわす~みんなで考えよう」だそうで。

「STS学会ってなんじゃらほい?」と思ったので、ちょいとGoogle検索してみると、「 科学技術社会論学会 (JSSTS)、通称STS学会」ということらしい。よく見てみると、設立賛同者の中に知人の名前も何人か... 3年前に設立されたんですね。

学会のホームページにPukiWikiを使っているなんて、斬新でいいなぁ、と、ちょっと感動。事務局スタッフの平均年齢が若いのか、あるいは技術に明るいのか...

設立賛同者で現評議員の中に宇宙開発委員会委員の川崎雅弘氏の名前を見つけた。だけど、他に目ぼしい宇宙開発関係者の名前を見つけられなかったのはちょっと寂しい。天文関係では佐藤文隆先生とか、GRAPE牧野淳一郎助教授とか。「科学技術社会論学会2004年度年次研究大会プログラム」の中には国立天文台の縣秀彦助教授の名前なんかも。

宇宙開発関係者の名前があまり見当たらないのはやっぱりちょっと寂しい。我が国を代表するビッグサイエンス、ビッグテクノロジーの一つなのにね。

理系白書シンポジウムに話を戻すと、宇宙関係のパネリストが毛利さん、というのは、このテーマに対する企画としてはどんなもんでしょ。毛利さんのほうが人は集めやすいかもしれないけれど、的川先生あたりにパネリストをやってもらったほうが面白い内容の企画になると思うけれど...

宇宙関連TV番組情報 2004.11

受験仲間のMさんからのテレビ情報です。

*****

以下の情報のうち、NHK BSのURLは月が変わると無効になりますので、
BSオンライン
http://www.nhk.or.jp/bs/
の左の方の「BS映画」から情報を探してください。

10/30 土 19:00〜19:45 NHK教育 サイエンスZERO 土星探査 最新報告
               生命誕生の謎に迫る
http://www.nhk.or.jp/zero/
地震の影響で放送が延期されました。

(10/24) 日 21:00〜22:00 NHK教育 N響アワー 宇宙の音に耳をすませば
ホルスト「組曲"惑星"から"木星"」ほか ゲスト 毛利衛
こちらも地震の影響で放送が延期されました。新しい放送日は不明ですが、日曜日のこの時間をチェックしてください。

11/ 2 火 24:00〜24:50 NHK教育 小柴昌俊博士の楽しむ最先端科学 宇宙論
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main1102.html
11/ 3 水 24:00〜24:50 NHK教育 小柴昌俊博士の楽しむ最先端科学 クオリアで脳に迫る
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main1103.html
11/ 4 木 24:00〜24:50 NHK教育 小柴昌俊博士の楽しむ最先端科学 量子物理学
11/ 5 金 23:30〜24:20 NHK教育 小柴昌俊博士の楽しむ最先端科学 言語学

11/ 3 水 20:54〜23:18 テレ東 ドラマ 新幹線をつくった男たち
http://www.tv-tokyo.co.jp/shinkansen/
テレビ東京開局40周年ドラマです。
松本幸四郎さんが、当時国鉄技師長だった島秀雄さんを演じるそうです。後に宇宙開発事業団 初代理事長になったところまで触れるかどうかは不明です。

11/ 4 木 23:00〜25:21 NHK BSハイビジョン 映画「2001年宇宙の旅」
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_movie_hi_n1.html

11/ 6 土 19:00〜19:45 NHK教育 サイエンスZERO 宇宙の起源に迫れ
11/ 9 火 24:00〜24:45 NHK教育 サイエンスZERO 宇宙の起源に迫れ(再)
http://www.nhk.or.jp/zero/
これも地震の影響で、放送が先に延びる可能性があります。

11/10 水 24:00〜25:49 NHK BS2 映画「遠い空の向こうに」
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_movie_bs2_n27.html
小説「ロケットボーイズ(原題October sky)」が原作の映画。

11/11 木 19:00〜19:25 NHK教育 地球ドラマチック「グライダーで超えたエベレスト」
http://www.nhk.or.jp/dramatic/
宇宙とはちょっと違いますが、空を飛ぶことに興味がある方はどうぞ。

11/14 日 21:00〜21:55 NHK総合 地球大進化・46億年・人類への旅6
                ヒト・果てしなき冒険者
http://www.nhk.or.jp/daishinka/

11/22 月 20:00〜21:50 NHK BSハイビジョン 地球大進化・46億年・奇跡の旅1
11/23 火 20:00〜21:50 NHK BSハイビジョン 地球大進化・46億年・奇跡の旅2
11/24 水 20:00〜21:50 NHK BSハイビジョン 地球大進化・46億年・奇跡の旅3
http://www.nhk.or.jp/daishinka/
NHK総合テレビで放送した番組の総集編がNHK BSハイビジョンに。

11/23 火 21:15〜21:58 NHK総合 プロジェクトX 初の太平洋横断中継
                ・衝撃のケネディ暗殺
11/24 水 24:40〜25:25 NHK総合 プロジェクトX 初の太平洋横断中継(再)
http://www.nhk.or.jp/projectx/

以下はスカイパーフェクTVの無料放送です。

サイエンスチャンネル
11/ 7 日 16:45〜16:59 765ch 宇宙輸送の新たなゴール「再使用ロケット」
11/14 日 17:45〜17:59 765ch 宇宙輸送の新たなゴール「再使用ロケット」
http://www.jaxa.jp/pr/science_ch/index_j.html

スカイパーフェクTVで有料放送を行っている「ヒストリーチャンネル」では、
11月に以下のような番組を予定しています。

特集:宇宙への挑戦
11/ 7 日 15:00〜16:00 370ch 現代の驚異 アポロ13号
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_content.cgi?date=20041107&time=150000

11/ 7 日 16:00〜17:00 370ch 20世紀のファイルから 国産ロケット第一号
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_content.cgi?date=20041107&time=160000

11/ 7 日 17:00〜18:00 370ch 現代の驚異 スペースシャトル コロンビア号
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_content.cgi?date=20041107&time=170000

11/ 7 日 18:00〜20:00 370ch 月をめざして
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_content.cgi?date=20041107&time=180000

*****

Mさんまいどどうも。

2004.10.28

宇宙関連ニュース

◆カッシーニが土星の衛星タイタンに接近
 NASA: Cassini-Huygens
 NASA: Window to Titan's Surface
 ESA: Revealing Titan's surface
ESAの画像紙芝居がちょっと面白い。

◆ASTRO-EII/M-Vロケット6号機の打上げ時期の延期について
 JAXA: プレスリリース
H-IIAロケット6号機打上げ失敗の原因となった固体ロケットブースター(SRB-A)の改良のあおりを受けて、JAXA/ISASのM-Vロケットを使った科学衛星の打ち上げが延期に。

SRB-Aの改良とM-Vの打上げ準備作業に係わる人員に共通するところがあり、両方を並行して進めることが困難であると判断した。
ということらしい。やっぱりねというかなんというか。日本の宇宙開発の舞台裏って、ちょっと狭すぎないか? 旧科技庁と旧文部省、あるいはJAXAが統合しなければどんな事態になっていたんだろう? もっと窮地?

◆YMコラム:いのちの大切さと宇宙
 TPS/Jメール:☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.256)
的川先生の連載コラム。22日にNHKの「視点論点」で話をしたらしい。いい話なのだけど、

宇宙は豊かな想像力の源です。宇宙飛行士だけでなく、詩人が、音楽家が、画家が、そしてあらゆる人々が、根こそぎ宇宙を訪れて、宇宙のスケールから見るとちっぽけなこの私たちの故郷の星への愛情を、心を込めて歌ったら、描いたら、……私たちの想像の翼は、巨大な大きさを持つことになることでしょう。
というのは個人的にはどうもいただけない。上層部のこの発想のおかげで、前回の受験生は大変な眼に遭わされたのだ。詳しくは白崎ドクターの著作を参照のこと。

◆天文台マダムのサイトが10万ヒット記念キャンペーン
 天文台マダム日記

日ごろのご愛顧に感謝しまして、ささやかですが、カウンターキャンペーンなどやらせていただこうと思います。
アクセスカウンターのキリ番10,000ヒットごとにワタクシ手作りの天文グッズをプレゼントいたします。
だそうです。

ところで「キャプション」じゃなくて「キャプチャー」じゃない?

2004.10.25

サイエンスライター雑感

20日のasahi.comに「国が育てる「サイエンスライター」 文科省部会が提言」という記事が載った。これを受けていくつかのサイトで考察が進んでいる。

yosukeの日記:サイエンスライターにはサイエンスライターなりの考え方が...
yosukeの日記:Science writer.
yosukeの日記:科学ジャーナリズムの世界。

K.Moriyama's diary: 科学情報がネットにないかというと、そんなことはないし...
Slashdot Japan:y_tambe:レビュー記事不足

つらつら眺めていて、なにかまだ物足りないなぁ、なにか書こう...と考えていたら、私が感じていたそのものずばりのような考察を「K.Moriyama's diary」で見つけた

▼いわゆる批評とかジャーナリズムというのは、とりあえず批判することだと思っている人が多いようだ。でも、本当はそうじゃないだろう。
▼批評とは、まず第一に、評価を与えることだ。たとえばある研究なり書籍なりがあったとする。それが、全体のなかでどういうポジションに位置するのか。そういった作業が批評の基本だ。
...略...
▼というのは、だいたいにおいてその手の批判は短期的視点に立っているものが多く、10年、30年、50年、100年くらいのスパンに立ってみた場合どうなの?という視点が抜けているからだ。
...略...
どういうわけか人間は、過去からの軸への眼差しはそれなりに持っていても、未来への軸方向へはあまり目がいかない傾向にある。
じつに同感。

さらに踏み込むとすれば、情報の受け手の側に果たしてその情報を取り込み咀嚼する準備ができているか、という問題があるだろう。人工衛星の科学的知識がなくとも情報収集衛星の運用面を論じる政治家にはなれるというお国柄、らしいし。

少しでも高度な内容を取り上げた科学雑誌は日本では「壊滅的」と言っていいほど商売にならない。高度なサイエンスライティングを求める読者層は確かに存在する。が、その読者がお金を払ってでも記事を読みたい、と考えるか、といえば、日本の人口、所得や教育の規模と、高度に情報化・工業化された社会の規模、のわりには、理不尽、と言ってもいいほどに科学雑誌の市場が狭い。

では新聞の科学欄はどうか。最近、毎日新聞の理系白書の元村有希子記者が「理系白書ブログ」を始めたので、その動向に注目したいところではある。けれど、日本の新聞には日本の新聞なりの限界があるらしい。以下は科学欄の問題ではないのだけれど、

ネットは新聞を殺すのかblog: 毎日記者VSブロガー、険悪ムードから相互理解へ
finalventの日記:10月18日コメント欄

この中で毎日新聞の白戸圭一記者曰く。

ご承知の通り、日本の新聞はクオリティーペパーを標榜するにはあまりにチグハグな構造を持っています。世界のニュースから販売店の要請に応えた町内会の行事まで、全部を紙面に押し込めている幕の内弁当のようなものが日本の新聞です。
...略...
端的に言って日本の新聞社では、自ら「これは重大なニュースだ」と判断できる欧米のクオリティーペーパーのような地域専門家が計画的に育成されてもいません。紙面をご覧になれば分かるとおり、外信部の記者に与えられたページなど高校野球の記事以下のスペースであり、毎春、毎夏の高校野球取材に動員される記者の数(私も若いころやらされました)は、世界史に残る虐殺事件を取材する記者の何十倍にも達するわけです。
科学部の記者は、その専門性ゆえに、社会部や外信部などよりもう少し安定した立場でいられる、と思う。しかし現実には、せっかくある分野の専門性が身に付いた、と思っても、数年後にはまったく別の分野を担当している、という例が多いように感じる。元村記者が5年後、10年後にどのような記事を書いているかに注目したい。傍観者、ではなく、この国の科学を担う当事者、に、なっていただきたい、と願う。

文科省の部会の「サイエンスライターを国が支援する」という提案に水を差すつもりはまったく無いのだけれど、この国のどういう読者層に「届く」ようなサイエンスライティングを目指すつもりのか、ビジョンが見えないと感じる今日この頃。

2004.10.24

ブラジルの人工衛星用ロケットのニュースなど

昨年8月に大規模なロケット爆発事故を起こしたブラジルが、事故を乗り越えて発射実験に成功。

MSN-Mainichi: ブラジル:国産の人工衛星打ち上げ用ロケット発射に成功

この記事の書き方だと、人工衛星は搭載していなかったのかな?

***

22日、NASAのASCAN 11名と、JAXAの宇宙飛行士3名が訓練飛行機KC-135(別名 Vomit Comet)で無重力飛行を体験。

Space.com: Astronaut Candidates Taste Zero G

40回の無重力放物線飛行と、2回の火星の重力疑似体験、2回の月の重力疑似体験。

JAXAの3人は以前にもこのフライトを体験しているはずだけど、でも、うらやましい。ASCANの他のメンバーとの絆も深まるだろう。今回は11名しかいないのね。

私自身が「NASAでの訓練に期待している」と面接で答えたウラには、実はこういううらやましさも含まれていたんだ。T-38にしても、KC-135にしても、日本では本気でシステムのソフト面を開発する意欲が感じられない。いわゆるハコもの行政。で、結局、こういうことに... :p

野口宇宙飛行士は阿見飛行場などを視察して、後輩達のために日本でのフライト訓練実施を真剣に検討していたようだけどね... 日本って、なんで「飛べ」ないんだ?

宇宙ステーション第9次クルーが無事帰還

宇宙ステーションの第9次遠征隊のメンバー、マイク・フィンクとゲナディ・パダルカが日本時間の本日9時36分、188日の宇宙滞在を終えて無事帰還。

NASA: Expedition 9 Crew Returns to Earth
Florida Today: Station Crew Returns To Earth
Florida Today: Soyuz crew lands safely
HoustonChronicle: Station crew returns to Earth

フィンクは今回が初めての宇宙飛行。96年から2年間のASCANクラス(NASAの宇宙飛行士養成クラス)で野口宇宙飛行士と毛利宇宙飛行士の同期生でもある。98年に私が最終選抜でヒューストンを訪れた時には宇宙ステーションのモックアップモジュールの案内をしてくれた。

今回のミッションで宇宙に滞在中に娘が生まれたので、早く会いたくてたまらないご様子。でもどんな状況でも快活なジョークは忘れない。

以下、フィンク語録。

"Boy what a landing,"
"I've always been a fan of the space program, and now I've been in space, and I can really say that space is worth the money. It's worth our time. It's worth our energy,"
"And we as human beings should be working toward going to the stars -- Americans, Russians, everybody working together."

"It was beautiful,"
"We were just going down like an elevator."
"We left some toothpaste in the (Zarya module), and Gennady won't let me come back and get it."

"It's going to be tough not to be able to just leave things hanging in air,"
" ... Also, I'm not a very tall guy, and I really enjoyed being up on the ceilings and the views I can see."

マイク、初の宇宙飛行成功、おめでとう!

2004.10.21

SETI@homeの解析で政府機関第3位は...

数日前、米国オハイオ州の職員が勤務時間外に職場のパソコンでSETI@homeを稼働させていたことを理由に解雇された、というニュースが世界を駆け巡った。

CNET Japan: 米オハイオ州職員、仕事場でSETI@homeを動かしクビに

職場の上司がこの件で

「自分にない知性を持った生命体を宇宙に求める彼の願望は理解できる。警備員がこの男を庁舎の外にワープさせてくれたので、みな安心できるようになるだろう」
と語った、として、日本でもSETI@homeのファン達がブーイング。

私自身はSETI@homeには参加していないけれど、このニュースに衝撃を受けた人も多いと思う。

この事件とじつに対照的なのが、米国イリノイ州にある素粒子物理学の研究所、Fermilabのニュース記事。

Fermilab Today: Fermilab's Contributions to SETI@home Rank Third Among World's Governmental Agencies (ページの中ほど)

Fermilabの職員チームのパソコンがSETI@homeのために提供した計算パワーは過去数年間にわたって「政府機関としては第3位」として、先月、表彰されたらしい。

渡る世間もなんとやら。件の解雇されたオハイオ州元職員も、Fermilabに再雇用してもらえばいいのに...

ちなみに政府機関部門の第1位は米国海軍、第2位は米国空軍、だそうな

旧ソ連製スペースシャトルの末路

ドイツのテレビ局クルーがペルシャ湾を取材中に発見したという、「ソ連版スペースシャトル」のテスト機??

宇宙開発史/未知へのアプローチ: 一度限りの勇姿

ESAの宇宙ステーション管制室がオープン

国際宇宙ステーションに欧州宇宙機関(ESA)が提供する実験用モジュール「コロンバス」の地上管制室がミュンヘン郊外のDLR (Deutsches Zentrum fu"r Luft- unt Raumfahrt)施設内に19日、完成。今後数ヶ月かけて管制官のチームを訓練し、運用の手順などを確立する。来年4月にESAのイタリア人宇宙飛行士Roberto Vittori氏が宇宙ステーションを10日間訪問する際に、リアルタイムでの運用を行う予定とのこと。

ESA: Columbus Control Centre inaugurated in Oberpfaffenhofen

コロンバスモジュールの打ち上げは2006年を予定。

2004.10.20

HASTICニュースレター第18号

HASTICなる組織がどういうものかまだよく知らないんですが...

HASTICニュースレター第18号

9月15日付けでJAXAを退職し、室蘭工業大学の教授となった棚次亘弘氏によると

昨年10月に宇宙関連の3機関が統合し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が設立され、スペースプレーンのような革新的な研究開発に向かうものと期待されましたが、統合直後に相次いで生じたロケットの打ち上げ失敗や人工衛星の機能喪失で、当面、短期的な不具合対策や信頼性の向上が急務になり、中長期的な野心的な計画が後回しになりました。日本のこのような状況の中でも、諸外国では着実に革新的な技術開発が進められていることから、これに遅れを取らないためには、JAXAの外でその活路を求めることを模索し、大学の研究環境を選びました。
らしい...

ふ〜む

2004.10.18

韓国の宇宙飛行士選抜

Space Fighter Now」経由。

朝鮮日報:「韓国人初の宇宙飛行士」 来年5月に2人選抜

今年12月の書類選考(1次)を皮切りに、2〜4次まで4段階の選抜過程を経て、来年年5月に韓国人初の宇宙飛行士の最終候補2人を確定するという。2007年10月に「ソユーズ」に搭乗、国際宇宙ステーションのロシアモジュールに10日間滞在に滞在する予定、とのこと。

いいなぁ。韓国籍でもとって応募したい...って、よくよく考えてみれば、韓国語もロシア語も喋れないのだった>じぶん ≧x≦

こちらは「ロシア宇宙開発ニュースのページ(BLOG版)」経由。

The Washington Times/UPI: S. Korea screening astronaut hopefuls

面白いのは、UPIによると、このプロジェクトに韓国政府がかける予算が500万ドルなのに対し、「放送ネットワーク」が1760万ドルを支払う、ということ。なんだか、秋山さんと毛利さんを足して2で割ったような... 宇宙ステーションからTV CMでもやるんだろうか... それとも宇宙ステーションのロシアモジュールからTV中継をするためにはショバ代放映権料をロシアに支払わねばならないとか...まさかね。

最近の韓国とアメリカとのビミョーな距離感が反映されているようなニュースだ。

JAXAメールマガジン

JAXAが従来の「JAXA i メールサービス」と「JAXAメールサービス」を整理して「JAXAメールマガジン」と「プレスリリース配信サービス」を開始するそうです。

JAXA: メールサービスが変わります。

最近、メルマガ受信専用アカウントと化しているGmailのアドレスで登録してみました。さて。

2004.10.16

スペースシャトルのミッション評価室がオープン

ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターのビルディング30に、スペースシャトルのためのミッション評価室(MER)が新たにオープン。ケネディ宇宙センターの打ち上げ管制室やヒューストンのミッションコントロール室の機能を助けるという。スペースシャトルの39の機能を支える162名分の座席。コンソール1台あたり2名が張り付く。打ち上げ時や緊急時にはさらに増員が可能。

JSC Features: Space Shuttle Program Mission Evaluation Room is unveiled

一方、14日に打ち上げられたソユーズ宇宙船はさきほど宇宙ステーションと無事ドッキング。

FloridaToday: Soyuz safely docks at space station

2004.10.14

宇宙ステーションの次期クルーが打ち上げ

国際宇宙ステーションに滞在する次期クルー2名と訪問クルー1名を乗せたソユーズロケットが、日本時間10月14日12時06分にバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)から無事打ち上げられたとのこと。

JAXA Space Station: 国際宇宙ステーション第10次長期滞在搭乗員の打上げについて
JAXA Space Station: 国際宇宙ステーションのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション(9S)
Yahoo/ロイター:ソユーズ打ち上げ、米ロの宇宙ステーション要員交代へ (写真)
NASA: Next Station Crew Launches from Baikonur
SpaceDaily: Soyuz Launches Next ISS Crew Into Orbit: Docking Saturday

ちょうど昼休みなのでNASA TVで打ち上げの様子を見てみようかと思っていたけど、思い出した時にはもう終わっていた。;_;

以前の記事でも書いたように、今回のクルーの一人で宇宙ステーションのコマンダーとなるリロイ・チャオはNASAの宇宙飛行士の中でも特に親日派の一人でもある。野口さんのフライトが彼の滞在中に実現するといいのだけれど。

ソユーズ宇宙船とISSのドッキングは、16日の13時24分に予定。

一方、NASAでは野口さんのフライトのためのフルスケールのリハーサル(訓練)が始まったとのこと。

NASA: NASA Begins Full-Scale Rehearsals for Shuttle's Return to Flight

[追記] Florida TODAYの記事によると、リロイたちの帰還は来年4月の予定とのこと。一方、野口さんのミッションはこの前のハリケーンによる影響などで来年5月以降。リロイが軌道上で野口さんを出迎えるの図、は、実現しない、ということですね。残念。

2004.10.09

H2ロケット7号機が廃棄の危機に

読売新聞: 貴重な資料「H2」7号機、引き取り手なく廃棄の危機

博物館などでの永久保存を目指していたが、輸送と保管に数億円の費用がかかるため、引き取り手探しに難航。現在、保管されている種子島宇宙センターの施設には、開発中の新型ロケットが近く入るため、同機構内に「もう時間切れ」の声が強まっている。

うーん、なんとも残念な事態ですね。日本にスミソニアンのような富豪がいれば、だまっちゃいないところなんでしょうが。

ロケットの保存展示といえば、ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターの正面入口から建物に向かう途中の道の横に寝転がっている、巨大なサターン5型ロケットを思い出す。

最終選抜の時、このロケットをバックに毛利宇宙飛行士と一緒に記念撮影をしたのが昨日のことのように思い出される。あの日は肌寒かったなぁ。が、こちらのロケットのほうは、野ざらしだったのをやめて、周囲に巨大な鉄骨ビルディングを建てている真っ最中。

JSC Features: Panels added to Saturn V building

こんなところにサターン5型が寝転がっているというのも、20号まで計画されていたアポロ計画が財政難から17号で中止になったが故、なんだけれども、やはりその巨大な姿を自分の目で直接見ると、背筋がぞくぞくとしてくる。

日米のロケットの「老後の過ごし方」の違いがとても気になる、今日このごろ... 種子島、という立地条件がハンディとはいえ...

JAXAよ、もちっとしゃんとせんかい!

2004.10.07

JAXAi part2

今日のJAXAi訪問で入手した情報など。

JAXAiミニシアターでは宇宙開発関係のビデオをプラズマテレビで上映している。

theatre.jpg

本日の上映プログラムは

10:30-11:00『ロケット開発のパイオニア』
11:30-11:45『空へ 宇宙へ JAXA 2003』
12:20-12:50『宇宙飛行の歴史』
13:30-13:45『空へ 宇宙へ JAXA 2003』
14:30-15:00『惑星探査の歴史』
15:30-15:45『空へ 宇宙へ JAXA 2003』
16:30-17:00『世界の宇宙ロケット』
17:30-17:45『空へ 宇宙へ JAXA 2003』
18:30-19:00『月への挑戦 〜人類の偉大な第一歩〜』
19:30-19:45『空へ 宇宙へ JAXA 2003』

上記プログラム以外の時間帯はNASA TVなども流しているらしい。

1999年11月15日に打ち上げに失敗して海底に沈んだH-IIロケット8号機のエンジンLE-7の液体水素ターボポンプのインデューサーという部品が展示されている。

inducer.jpg

海底から引き上げられたLE-7エンジンの調査結果から、このインデューサーが金属疲労を起こして破断したのが事故の原因だったことが判明したという。

持ち合わせていたケータイのカメラではレンズも解像度もいまいちなのでよく見えないけれど、破断面を見ると、肉眼でも金属疲労が進行していた部分と、最後に一気に破断した部分の違いがはっきりと見て取れる。

それにしても、東京駅に隣接した好立地の場所によくこんな広報スペースが持てるなぁ>JAXA。うらやましい...

テナント代も結構かかりそう。相手が三菱グループだったから話が早かったのかなもしかして...

インターネットコーナーがあって、JAXAのwebサイトが閲覧できるようになっている。ただしInternet Explorerに細工がしてあって、JAXA以外のサイトを見に行こうと思っても、URLを入力できない。

JAXAのとあるリンク集から5thstar.orgをリンクしてもらっていたのを思い出したので、自分のサイトをチェックしようとしてみたけど、connection timeout。どうもルーティングを制限してJAXAとの通信しか受け付けないようにしているみたい。つーかこんなところでハッキングするなよな>オレ

JAXAi@丸ノ内Oazo

会議と会議の合間に丸ノ内オアゾのJAXAiに来ています。ミニシアターについつい見入ってしまう... 秋山さんをちゃんと日本初の宇宙飛行士として紹介してたよ。

041007_122534.jpg

2004.10.06

Demise of the Right Stuff "Gordo"

マーキュリー計画の7人の宇宙飛行士の一人、ゴードン・クーパー氏が心臓発作のため、10月4日、逝去。77歳。奇しくもスプートニク1号の打ち上げ47周年目の記念日かつSpaceShipOneが2回目のX-Prize挑戦飛行を成功させた日。

ゴードン・クーパー氏といえば、やっぱり映画「ライトスタッフ」で「語り部」となった役回りの印象が強いですね。誰にでも好かれる独特のキャラクターはまさしく「ミスター宇宙飛行士」。ご冥福をお祈りします。

blogや日記で言及しているサイトは例えばこことかこことか
ここ

NASA: Mercury Astronaut Gordon Cooper Dies
FloridaToday: Mercury astronaut Cooper, dies

2004.10.03

気になる記事のメモ 10/3 [Microsoft関連]

備忘録の整理

MS、FAT特許で黒星、Smart Tag訴訟では陪審で勝訴
Windows XPに「勝手にパスワード情報を送信する危険性」が見つかる
「Trustworthy Computingは業界全体の課題」とMS担当者
テイラー氏、MSの対Linux戦略を語る(2)
テイラー氏、MSの対Linux戦略を語る(1)
Microsoft、SP2のダウンロードを強化へ
MS、政府機関へのソース開示をOfficeにも拡大
まだまだ続くMSのLinux対抗キャンペーン——今度はライバル3社に照準
マイクロソフト:「Linux躍進やPC販売が影響」--2005年度業績見通し
「Linux世界では誰も特許を支持しない」とMSバルマー氏
そろそろIEを捨てる時?
MSのバルマーCEO、Linuxを集中攻撃

2004.10.02

シャトル打ち上げの延期をNASAが正式決定

9月15日の記事で書いた、ハリケーンによるケネディ宇宙センターの被害の件。昨日、NASAがハリケーン被害によるReturn To Flightのシャトル準備作業の遅れを総合的に判断して、野口宇宙飛行士らのシャトルの打ち上げ予定日を来年5月以降に延期することを正式に発表した。

NASA: NASA Leaders Weigh Impact of Hurricanes on Return to Flight Plans
FloridaToday: Storms snag shuttle plan
HoustonChronicle: Storms delay shuttle launch
SpaceDaily: Hurricane Damage Delays Shuttle's Return To Flight Until May
Yomiuri On-Line: 野口さん搭乗のシャトル打ち上げ、来年5月以降に延期
共同通信:野口さんシャトル飛行延期 ハリケーン被害などで

以前の予定では打ち上げ日は来年3月16日以降、となっていたのが、「来年5月14日以降」と変わった。

このミッションでは外部燃料タンクの状態を撮影しなければならない、という打ち上げ時間への制約があるので、可能性のある打ち上げ予定日の幅(launch-planning window)は5月から6月3日の間、という。その次、となると、6月中旬から7月。

打ち上げを見に行けるかどうか、個人的にはビミョーな時期だなぁ...

のぐっちゃんの突然の帰国の裏には、文科省への状況報告があったのねきっと。いや、これはまったく私の邪推、ですが...

気になる記事のメモ 10/2 [宇宙・航空関連]

備忘録の整理

ぶったまげ愛媛松山の「教育改革タウンミーティング」
「高知で自分変わった」 宇宙飛行士の毛利さん
専業主夫宣言にエールを送りたい!
日の出・日の入り:見たことない子ども過半数
発信箱:子供たちの夕日
ハッブルの伝記が映画化
ゲノム電波決定!!
1億円の衛星用ロケット、茨城の中小企業15社が構想
宇宙ステーション利用計画ワークショップ
月面に赤い旗〜月へ飛ぶ中国
生駒支店:まいどの温度差
今年の鳥人間コンテストの運営に物申す
空を見上げて(その7)
中国:今後の宇宙計画、シャトル、実験室に注力

宇宙関連TV番組情報 2004.10

受験仲間のMさんからのTV番組情報です。

*****

Newton別冊の広告で知ったのですが、日本に住む一般の人でもお金を払えばNASA TV見られるんですね。

http://www.aice.jp/
入会金 10500円、月会費 3150円、受信機買取 18900円、受信機レンタル 月額1575円

BSともスカパーとも違うアンテナをもう一本立てて、月々3000〜5000円近く払うのはちょっと厳しいです。

さて、いつものテレビ情報です。

以下の情報のうち、NHK BSの情報は月が変わると無効になりますので、
BSオンライン
http://www.nhk.or.jp/bs/
の左の方の「BSカルチャー」「BS映画」から情報を探してください。

10/ 1 金 21:00〜22:00 NHK BSハイビジョン 熱中時間-忙中・趣味あり「闇と戯れる」
プロボクサー・小林秀一の天体観測 自作の望遠鏡
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_cultu_hi_n2.html
10/ 3 日 23:00〜24:00 NHK BS2 熱中時間-忙中・趣味あり「闇と戯れる」
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_cultu_bs2_n3.html

10/ 3 日 18:00〜18:45 NHK教育 ジュニアスペシャル
日本人はるかな旅(1) 日本人のルーツ
10/10 日 18:00〜18:45 NHK教育 ジュニアスペシャル
日本人はるかな旅(2) 縄文ミステリー
10/17 日 18:00〜18:45 NHK教育 ジュニアスペシャル
日本人はるかな旅(3) 顔のルーツを探れ
以前のNHKスペシャルをベースにした、子ども向け番組です。全3回。

10/ 6 金 23:00〜25:21 NHK BSハイビジョン 2001年宇宙の旅
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_movie_hi_n3.html

10/ 9 土 19:00〜20:54 TBS 8時です! みんなのモンダイ 2時間スペシャル(新)
http://www.tbs.co.jp/program/minnanomondai.html
各界著名人で現在や過去に様々な肩書きを持つ人が解答者。彼らが多種多様な就職・入学・資格試験に挑戦する。たとえば、有名な仕出し会社の入社試験や宇宙飛行士の試験など。そして、どうしてこのモンダイが作成されたか、そこから何がわかるのかを、専門家が解説する。

翌週からは20:00〜20:54になります。

TBSの新クイズ番組はもうひとつあるのですが、こちらは違うかな?
10/13 水 18:55〜19:54 TBS クイズ! 家族でGO!!(新)
http://www.tbs.co.jp/program/mbs_kazokudego.html

次は宇宙ネタではありませんが、

10/ 9 土 22:00〜22:50 NHK BS1 BSドキュメンタリー 史上空前の論文ねつ造・
誰も見抜けなかった最先端科学の"成果"
10/16 土 18:00〜18:50 NHK BS1 BSドキュメンタリー 史上空前の論文ねつ造(再)
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_cultu_bs1_n4.html
ベル研究所での事件です。

10/16 土 21:00〜21:55 NHK総合 地球大進化・46億年・人類への旅6
ヒト・果てしなき冒険者
http://www.nhk.or.jp/daishinka/

10/22 金 21:00〜22:00 NHK BSハイビジョン 熱中時間-忙中・趣味あり
「わが心大空にあり」ロケット作りに魅せられたバス整備士
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_cultu_hi_n33.html
10月初頭につくば市で行われる予定の全国大会に向け制作にいそしむ真弓さんに密着

10/24 日 23:00〜24:00 NHK BS2 熱中時間-忙中・趣味あり「わが心大空にあり」
ロケット作りに魅せられたバス整備士
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_cultu_bs2_n19.html

10/23 土 19:00〜19:45 NHK教育 サイエンスZERO 惑星探査ラッシュ 太陽系誕生に迫る
10/26 火 24:00〜24:45 NHK教育 サイエンスZERO 惑星探査ラッシュ(再)
http://www.nhk.or.jp/zero/

今回はBS2での再放送がないかもしれません。

10/24 日 21:00〜22:00 NHK教育 N響アワー 宇宙の音に耳をすませば
ホルスト「組曲"惑星"から"木星"」ほか ゲスト 毛利衛

11/ 3 水 20:54〜23:18 テレ東 ドラマ 新幹線をつくった男たち
http://www.tv-tokyo.co.jp/40/
テレビ東京開局40周年ドラマです。
松本幸四郎さんが、当時国鉄技師長だった島秀雄さんを演じるそうです。
http://www.diary.ne.jp/user/52722/#1089679349
後に宇宙開発事業団 初代理事長になったところまでは触れないかも知れませんが。

10/7から毎週木曜日の22:54〜23:00に、ドラマ「新幹線...」の予告番組を放送するようです。

以下はスカイパーフェクTVの無料放送。

サイエンスチャンネル
10/10 日 16:30〜16:59 765ch Welcome to ISAS
〜飽くなきチャレンジング・スピリッツを!〜
10/17 日 17:30〜17:59 765ch Welcome to ISAS
http://www.jaxa.jp/pr/science_ch/index_j.html
JAXA製作の番組です。

以下はスカイパーフェクTVの有料放送。

ディスカバリーチャンネル
10/ 3 日 19:00〜20:00 321ch ディスカバリーサンデー 土星探査機カッシーニ
http://japan.discovery.com/episode/epiintro.php?id1=838114&id2=000000
再放送あり。

ディスカバリーチャンネルが今月再放送する宇宙関係の番組情報を拾ってみました。

銀河系宇宙の生涯を探る
http://japan.discovery.com/episode/epiintro.php?id1=414357&id2=000000

シリーズ:火星を目指して 火星への夢
http://japan.discovery.com/episode/epiintro.php?id1=413755&id2=000000

大気圏への再突入を科学する
http://japan.discovery.com/episode/epiintro.php?id1=415637&id2=000000

シリーズ:究極の建造技術 宇宙船
http://japan.discovery.com/episode/epiintro.php?id1=834537&id2=000000

次のヒストリーチャンネルも有料チャンネルですが、無料放送を行う10月20日に以下のような番組を放送します。

ヒストリーチャンネル
10/20 水 15:00〜16:00 370ch 現代の驚異 地球外生命探査
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_content.cgi?date=20041020&time=150000
10/20 水 21:00〜22:00 370ch 現代の驚異 遠隔操作
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_content.cgi?date=20041020&time=210000
10/20 水 26:00〜27:00 370ch 現代の驚異 スペースシャトル コロンビア号
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_content.cgi?date=20041020&time=260000

スカパーで契約していたり、ケーブルTVでヒストリーチャンネルをご覧になれる方は以下の情報もどうぞ。

現代の驚異 放送予定
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_title_list.cgi?title_year_date=20040901&title_time=150000&year=2004&month=10

生命 40億年はるかな旅
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_title_list.cgi?title_year_date=20040911&title_time=170000&year=2004&month=10
10年ほど前に放送された、毛利衛さんが進行役のNHKスペシャルです。今年の春ぐらいから、NHKが過去に制作した番組がスカイパーフェクTVで見られるようになりました。これもそのひとつです。「生命...」はDVDでも出ていましたが、すでに絶版になっているので、10年くらい若い毛利さんをご覧になりたい方はこのチャンネルをどうぞ。

*****

Mさん、まいどどうもです。

2004.10.01

夏の終わりに

JAXA発足から一周年の今日、5thstar本家サイトに、野口宇宙飛行士からのメッセージ

夏の終わりに

を掲載しました。

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