史上初の民間宇宙飛行
多忙でしばらく日記の更新が滞っていましたが、今日はおめでたい日!
X-Prizeの受賞は目前との噂も名高い、スケールドコンポジット社のSpaceShipOneがついに高度100kmの「宇宙飛行」に成功!
・読売新聞:世界初の民間有人宇宙船、打ち上げ成功
・朝日新聞:民間初の有人宇宙飛行に成功 「国家」の独壇場に第一歩
・朝日新聞:「チョコレートキャンデーが浮いた」 民間有人宇宙飛行
・WIRED News:民間開発の『スペースシップワン』、高度100キロの有人宇宙飛行に初成功
・WIRED News 写真
・Florida Today: Civilian rockets into the final frontier
数年前、ワシントンのスミソニアン航空宇宙博物館を訪れた際、史上初の無給油無着陸での世界一周飛行の快挙を成し遂げたボイジャーを間近で見て、しばし感慨に浸ったことがある。ライト兄弟の飛行機やゴダードの液体燃料ロケット、アポロ11号の司令船カプセル、ピカールの世界一周熱気球、などが一堂に会する名誉の殿堂の部屋に、ボイジャーを設計したバート・ルータン氏のSpaceShipOneもいずれ加わるのだろうか。だとすれば、スミソニアン始まって以来の「一人で二機の機体を殿堂入りさせる」という快挙になるかもしれない。って、ちょっと気が早すぎるか。
「宇宙飛行士」という言葉は、これから職業宇宙飛行士に限られるのかな。宇宙観光客とは異なる、という意味で。
三兄妹の近況と、それにまつわる私の想いはいずれ日を改めて。
高度100kmか。宇宙エレベーターの実用化はまだまだ先だろうけれど、テザーを数百km延ばした宇宙ブランコを作ることができれば、ここからほんとの宇宙軌道へ乗り出す日は、もうほんの目の前、かも、しれない。ムーアの法則が宇宙にも適用できればなぁ...
宇宙開発の歴史のターニングポイントとなる一日だ。
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