宇宙開発委が調査審議体制見直しへ
いささか旧聞だけれど3月19日付の科学新聞の記事より。
3月10日に開催された第7回の宇宙開発委員会で、調査審議体制を見直して、同委員会の部会を再編成することを決定したという。
推進部会と安全部会、調査部会を常設。利用部会は宇宙ステーション計画の報告書をまとめた後に廃止。H2Aロケットや衛星などの総点検は、担当する部会の下に専門委員会を設置し、ロケットと衛星のそれぞれで調査審議を進めるとのこと。
また、JAXAの業務の進め方や宇宙開発委員会に潜在的に潜んでいる問題を抽出する“特別会合”も併せて設置。
宇宙開発委員会の情報をしばらくウォッチし損ねている間に、いろいろな再編があったんですね。
今日、JAXAの某先生とも話をする機会があったのだけど、やっぱり現場で働いている人間が誇りを持って、次なる目標にチャレンジできるような「遠大なるビジョン」があってほしいものだ。予算取りのお役人の顔色ばっかし窺っているんじゃなくってさ。せっかく培った技術があとに続かないよ。
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