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2004.04.26

某国の戦後処理

イラクでの日本人人質事件が人々の関心から薄れつつある今。

中東ではないけれど、受験生の一人がある国からメールを送ってきた。

内戦後の戦傷による疼痛患者の治療指導の仕事です。同国には未処理の地雷が推定180万個残っていて、今でも年間100人程度の対人地雷による被害が出ています。しかるに、そのような方々の慢性疼痛の治療の場がないのが現状で、
 ○○政府→日本政府→JICA→日本ペインクリック学会→認定医
という経路で話がきました。
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思ったほど、視線は感じません。胴体に黒くJAPANと染め抜いた黄色のバスは至る所で走っています。対日感情に関しては、あまりよく判らないのですが、悪くはないようです。因みに、現在この国に滞在している邦人は20名。
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私が診始めた患者の何人かは、後数センチ弾がずれていたらこの墓地行きでした。彼らの慢性疼痛を診ていると、こっちが教えられることばかりです。
マスコミが注目しない地域でも、頑張って働いている仲間たちがいる。心強い。

彼に治療してもらった患者さんは日本にどのような印象を持つのだろうか。

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