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2004.04.04

土星の画像・天体望遠鏡・ISS

あまりに忙しくて、ここ一ヶ月ほど目を通してなかった野尻ボードのまとめ読みを開始。まだ途中だけど。

野尻ボードってのは優秀かつ面白いネタが満載で、目を離せない存在なのだけど、当事者の個性があまりに身内だけの仲良しサークル的(つまり日本人ムラ的)なので、私のような部外者にはちょっと距離感がありすぎる。

だけど、akiakiさんが見つけたこの土星の画像は素晴らしい。

私もしばし、初めて土星の輪を自分の天体望遠鏡で見た時の感動を思い出した。まさに、原点、ですよね。

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私のそれは五藤光学の5cm屈折経緯台だった。もうとっくに製造中止だけど。光学系がしっかりしていて、マウンティングもやわなやつじゃないから視界が安定していて、それでいて小学生低学年が気軽に持ち運んでセッティングできる、じつに親しみやすい天体望遠鏡。

最近、書店の店先でぱらぱらと雑誌「天文ガイド」を立ち読みしてみても、こういうバランスのよい、小さい子供にちょうどお勧めの天体望遠鏡って、なかなか見当たらない。

そういえばこの間、毛利さんの日本科学未来館の土産物店で手製の望遠鏡組み立てキット「コルキット」が売られているのを見つけて、一人で大はしゃぎしていたら、息子がけげんそうな顔をしていたっけ。

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米国の天文雑誌「Sky&Telescope」の連載コラム記事「Focal Point」の5月号にCharles L. Calia氏が「Space Ghost」と題して、父親が娘と一緒に蚊の大群の襲撃を受けながら、国際宇宙ステーション(ISS)が頭上を通りすぎるのをじっと待ち続ける場面を描写した記事が載っています。

なんだかちょっと映画「コンタクト」でジョディフォスターの幼い頃の子役(名前を失念)が父親と流星群を見るシーンとかを彷彿とさせるけれど、映画と異なるのはその後の展開。

Focal Pointの記事のほうは、蚊の襲撃に耐えて国際宇宙ステーションの通過を無事に見届けた娘が「もう家に帰ろうよ。」「お母さんに今夜のことを話してあげなきゃ。」

それを聞いた父親が喜んで「ほう、今夜見たことを話してあげるのかい?」と娘に聞くと、娘は「うん、コウモリが(見えたことが)好き。」と答えましたとさ。ちゃんちゃん。

***

そう言えば、選抜が終わって、ザーリャとノード1がドッキングした直後の、つまり、5年前の、組立直後の、国際宇宙ステーションしか見たことないなぁ>自分。久しぶりに見てみるか。子は親の感傷なんて、わかっちゃくれないだろうけどさ。

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