さよならトトロの森
天文台マダム日記:さよならトトロの森
私がひそかにお慕いもうし上げていた「天文台マダム日記」が突然、最終回だという。「ええっ!」と思って見にいったら、旦那さんの転勤が決まったとのこと。もう一つ、マダムがこよなく愛してきた、トトロの森の天文台官舎も、天文台が平成17年4月から法人化になることに伴い、取り壊されるという。(ん? 平成17年? だっけ?)
しかし、私は決して反対しているのではない。うん、これも時代の波、というものでしょうか。
人が住んでいるからこそ、文化が存続し、意味があると思う。文化の主役は人なのだ。文化が消滅してしまったのに荒れた建物だけが残ったって、なんの意味があるというのか。
ならばいっそ、いさぎよく跡形も無くなってしまった方がよいのだ。
マダムの日記の存在を知る前、私も天文台を訪れた際に、この官舎を見かけたことがある。このときはまさかマダムのような人がここでいきいきと暮らしているなんて、夢想だにしなかった。
21世紀の東京にタイムカプセルのように取り残された、トトロの森。保存しろなんて言わない。せめてVirtual 3Dの世界に永久保存できないものだろうか。取り壊される前に。
マダムのサイトの新装開店をお待ち申し上げます。私も野辺山には青春の思い出があるのだ。
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