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2004.01.06

電磁流体力学からスケール間結合へ

昨日の記事に触発されたわけでもないけれど...

JAXA/ISASの特集ページに
宇宙科学の最前線:磁気圏ダイナミクスの新しい見方
が載っている。

う〜ん、難しい。

平たくいえば、太陽系規模(地球軌道規模)における宇宙プラズマ現象を精密に多地点で観測することによって、プラズマの挙動のフラクタルなスケーリング則が、一個一個の電子の運動レベルのスケールから地球軌道規模のスケールまで適用できて、しかもそれぞれのスケールの間に緊密な相互作用があることがわかったってことか?(どこが「平たく」じゃ f^^;)

この研究が進むと、地球磁気圏の「磁力線のつなぎかえ」に由来する擾乱の発生頻度が確率的に予測できるってことだろうか? 宇宙天気予報の精度があがりそう...

太陽フレアの発生頻度を予測する... ってところまでは、道はまだ遠し、なのかな...??

プラズマって難しい。でも、日欧共同のBepiColombo衛星の観測が大事らしい、ってことだけわかった。^^;

欧州のCluster-II計画の4つの衛星による編隊観測の解析結果、2006年の米国のTHEMIS衛星5機編隊で磁気圏尾部にある爆発的オーロラの巣に迫る計画に注目、ってことですね。

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